【語り場メンバー紹介企画】リモートワークママ I.Mさん


皆さんは「せやろがいおじさん」ことお笑いコンビ「リップサービス」のツッコミ担当・榎森さん(@emorikousuke)が運営するオンラインサロン「せやろがい式語り場~NOバッシング!NOマウンティング!の意見交換コミュニティ~」があることを知っていますか??
(なんだいそれは!という方はこちら)

そんな謎に包まれたオンラインサロンですが、「サロンメンバー紹介企画」を通じて、「サロンにはこんな魅力たっぷりな方がいるよ~!!」をサロンメンバーへのインタビューでお伝えしています!

第三回目の今回は、育児をしながら在宅でお仕事をされている、いわゆるワーママ(育児しながら働いているママさん)のI.Mさん!
インタビュー中、終始にこやかな表情でお話していたMさんですが、
その裏でひとりの「妻」として、「母」として悩んだ過去をお持ちでした。


<I.Mさんプロフィール>
関西在住 一児の母
1982年兵庫県淡路島の生まれ
現在は小さなシステム会社に勤務。
○興味・関心○
日本の行く末、政治全般。
○好きなこと・趣味○
詩集集め/一人カラオケ


産休、育休で感じた「見えない壁」

Q:Mさんは妊娠・出産をした際、ある壁にぶつかったとお聞きしましたが、当時はどのような状況だったのでしょうか?

Mさん:私自身、前職に勤めていた当時は「もし妊娠しても育休後に復帰しよう」と考えていました。会社も元々「産休・育休後も働ける!」と謳っていたので、そこは安心かなと高を括っていました。しかし、実際に育休の相談を上司にしてみると、「長期で休まれたら他の社員にも迷惑かかるのはわかるよね?」と意味ありげに言われてしまいました。
東京で住んでいたエリアが保活激戦区でなかなか保育所が決まらなかったこともあり、「保育所決まったらまた働く気満々だったのに…」と思いながら泣く泣く辞めました。そして、保育所のゆとりもある田舎(出身地である淡路島)で育児をすることに決めました。

_信用していた会社なら尚更、その反応は予想外ですよね・・・。

Mさん:そうですね。その当時はもう不安でたまらなくて。
田舎に帰ってきたものの、この先どうなっちゃうんだろう、どうすればいいんだろうって、毎日ひとり頭を抱えてましたね。主婦も全く嫌ではないけど、旦那さんに対する罪悪感と、私自身もっとバリバリ働きたいのにという気持ちで歯がゆかったです。そしてなによりも「もしこのまま復職できなかったらどうしよう」と不安が募っていく毎日で自分自身とてもつらかったです。

そんなとき、前職のパートナー会社だった今の会社に声をかけていただきました。そして話し合いの結果、リモート対応の事務バイトを打診していただいて、今に至ります。

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_リモートワークなら比較的時間の融通も聞きますね!
しかもパートナー企業からの打診って、すごいですよね。
きっと日頃のMさんの働き方や印象からその人柄の良さが伝わっていたんだろうなあ。

Mさん:リモートワークというと、一般的にはエンジニアの方などの技術者さんがメインの働き方だと思っていました。だからまさか、事務の私がリモートワークできるようになるとは考えもしなくて、初めにお話をいただいたときは「うそ!いいの!」と驚きましたね。

_実際にリモートワークにシフトしてみて、いかがでしたか?

Mさん:業務は前職の経験を活かせるので満足です。
子どもの保育所も見つかって無事入園できたので、いまは家で集中してお仕事させてもらっています。
今の環境でたった一つ残念なのは、一緒に仕事しているメンバーで「達成感の共有」ができないことですね。リモートワークだと会社に行かないので飲み会にも参加しないし、メンバーの人たちと仕事以外の話をしたり、気軽に相談しづらいと感じることもありますね。

_確かに会社だと他の社員さんとのつながりは深くなるけど、リモートワークにはそういった面もあるんですね。

田舎の価値観から見えてきたもの

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(写真:淡路島)


Mさん:そして、やはり東京と田舎では価値観がかなり違うので、初めは「子どもいるのに働くの?」「まだ2歳の子を保育所に預けるなんて」と周りからは色々言われました。そういった言動からは「良妻賢母が良し」「子どもの世話は母親がするもの」といった価値観が根強くあるのを感じましたね。私は周りから言われたことを必要以上に引きずってしまう所があるので結構気にしてしまいましたが、気にし過ぎるとやっぱりしんどい。それに私自身働くことで消えた罪悪感もあるので、その辺は言われても極力気にしないようにしています。

壁を乗り越えたいま、過去の自分に伝えたいこと

Mさん:私自身、仕事を辞めた当時は不安で仕方なかったけど、案外どうにかなりました。自分だけではどうにもならない状況になったときは、自分の判断を信じて、ときには周りの手を借りて、とにかく試行錯誤するしかないんだなあと思います。
そして、いま保活や育休で悩んでるお母さんには、「1人で抱え込まないでください」と伝えたいです。家族を想うからこそストレスや不安でいっぱいになってる方も多いと思います。「この人になら話せるかも」と思える人に相談してみると、思わぬ展開や予想外の手を差し伸べてくれる人が現れたりします。まずはため込んでいるものを外に出すだけでも心の負担は軽くなるので、自分一人で抱え込まないでもらえたらなあと。

_インタビューは以上になります。
Mさん、貴重なお話をありがとうございました~!


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☆著者プロフィール
菅沢ほのか/東京在住
21歳ライター(SNS・ブログ代行など)
2018年2月から「褒め屋」として活動中。
子育てシェアハウスを計画中。
発信のメイン:Twitter

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