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居場所づくり

 初めまして。ほんのもりと申します。

 数年前から地域の子育て支援になるような、何か自分にできること、もしくは私に求められていることはないかしら?と、色々と考えていました。

 私自身、越してきたばかりのこの土地で、ワクワクしながらの初めての出産&子育ては楽しく、待望の赤ちゃんは可愛くて仕方ない。だけど、不安やちょっとした疑問などがある度、すぐに訊ける友達も家族も身近にいないため、とても心細い気持ちもありました。子どもが1歳を過ぎたあたりから、動きも活発になってきたため、公園やお出かけする機会も増え、児童館の先生、そこで知り合ったママ達とのほんの少しの交流が、乾いた私の心に水が沁みわたる感じがして、本当に救われました。そして、児童館で開催されていたイベント、乳児向け手遊び、わらべうた、絵本の読み聞かせサークルなどを親子で楽しみ、児童館の本棚にあった大人向けの小説で息抜きができました。

 子どもに刺激を与えるためだけの外出でなく、私が大人とのコミュニケーションを欲していました。本を通じて、子どもとも大人とも仲良くなれた気がします。そして、もうすぐ9歳になる我が子は、大の本好きに育ち、今は興味のあるジャンルにはまっています。

 近頃は、大人も子どもも読書習慣がないとよく見聞きします。縦書きの文章を読むのが苦手な子も多いそうです。横書きでこのnoteを書きながら、日本独特の縦書き活字本が廃れないように、もう少し応援していきたいと思い、私と子どもが好きな絵本、児童書、本の紹介などをしていきます。

 私と子どもが本と周りの人々に助けられたように、ちょっと心細い思いをしている大人や子どもにとって、木洩れ日が降り注ぎ、森で寛ぎながらゆっくりと本のページをめくるような居場所になればいいなと思います。

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