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見たこともない北斎ワールドが六本木に出現!――東京ミッドタウンで生誕260年記念企画特別展(7/22~)

旬・美・遊」では旬のおでかけ情報をはじめ、気になる新刊や新商品、見逃せない展覧会や伝統的なお祭といったご当地の話題など、さまざまなトピックをお届けします。(ひととき2021年7月号より)

 20歳で浮世絵師デビューし、90歳で没するまで、森羅万象を描き続けた稀代の絵師・葛飾北斎。その生誕260年を記念した本展は、展覧会の概念を覆す特別展だ。

 世界一の『北斎漫画』コレクターである浦上満氏の全面協力で『北斎漫画(初編~15編)』『冨嶽三十六景(全46点)』『富嶽百景(初編~3編)』全102図が通期展示される。

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葛飾北斎『北斎漫画』十編 浦上満氏蔵

 そして北斎をリスペクトする豪華メンバーが本展をサポート。壁や床、天井も北斎で埋め尽くす大胆な会場デザインは、エストニア国立博物館などを手掛けて国際的に評価が高まる建築家の田根剛氏が手掛け、鬼才のブックデザイナー祖父江慎氏が空間プロデュース。さらに日本美術を領域とするライターの橋本麻里氏、文化財のデジタルアーカイブを得意とする凸版印刷の技術が加わり、デジタル技術も駆使したかつてない〝北斎ワールド〟が現れる。

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建築家・田根剛によるデジタル展示プラン(イメージは構想段階のもの)
生誕260年記念企画 特別展「北斎づくし」
(7/22~9/17)
東京都港区・東京ミッドタウン・ホール 
☎050-5542-8600
http://hokusai2021.jp/

出典:ひととき2021年7月号
※この記事の内容は雑誌発売時のもので、現在とは異なる場合があります。詳細はお出かけの際、現地にお確かめください。



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