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ゴッホに北斎、若冲…… 夏休みに読みたいジュニア向け美術入門書

「旬・美・遊」では旬のおでかけ情報をはじめ、気になる新刊や新商品、見逃せない展覧会や伝統的なお祭といったご当地の話題など、さまざまなトピックをお届けします。(ひととき2020年7月号より)

 シリーズ累計100万部突破の美術入門書「もっと知りたいシリーズ」に、待望のジュニア版が登場。葛飾北斎と歌川広重、ゴッホとゴーガン、伊藤若冲と円山応挙、ピカソとマティスーー全4巻それぞれ、同時代を生きた画家2人を比較しながら紹介している。

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「伝記」「見比べ」「鑑賞」をポイントに、画家と作品について、さまざまな角度からアプローチ。彼らの代表的な作品とその魅力を楽しみながら学び、美術の奥深さに触れることができる。また、自由研究にも役立つ工作の企画、美術館の案内など、本書を入口に、手を動かしたり、足を運んだり、子供の知的好奇心をさらに広げるコーナーも充実している。

 日本美術は、府中市美術館学芸員の金子信久氏が、西洋美術は、三菱一号館美術館館長の高橋明也氏が監修。子供たちの夏の読書としておすすめだが、大人でも読み応え十分。一家で楽しみたい。

『ジュニア版もっと知りたい世界の美術』シリーズ
監修=金子信久(1・3巻)、高橋明也(2・4巻)
『ジュニア版もっと知りたい世界の美術』シリーズ全4巻
各3,300円(税込)
第1巻は北斎と広重、第2巻はゴッホとゴーガン、第3巻は若冲と応挙、第4巻はピカソとマティス
東京美術  ☎03-5391-9031
https://www.tokyo-bijutsu.co.jp/

出典:ひととき7月号
※この記事の内容は雑誌発売時のもので、価格など現在とは異なる場合があります。詳細はお出かけの際、現地にお確かめください。


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