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「ひととき」の特集紹介

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旅の月刊誌「ひととき」の特集の一部をお読みいただけます。
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2020年9月の記事一覧

【東京あんこの新潮流】タケノとおはぎ(世田谷区桜新町)

和菓子文化の鍵をにぎる「あんこ」。日本各地に郷土色豊かなあんこの銘菓が揃いますが、東京だって負けじと個性派揃い。フードジャーナリストの向笠千恵子さんが東京の老舗・名店をめぐりながら、甘いあんこ菓子のおいしさの秘密に迫ります。本コーナー「東京あんこの新潮流」では、若い感性によって昔ながらの甘味を巧みにアップデートさせたお店をご紹介。(ひととき2020年10月号特集「東京のあんこ」より)  作者の長谷川町子が住んでいたことからサザエさんの町として知られる桜新町。この町で「タケノ

郷土料理の第一人者とめぐる“東京のあんこ菓子”(ひととき2020年10月号特集のご案内)

10月になると、小豆は旬の時季を迎えます。「あんこ菓子」は全国各地に郷土色豊かな銘菓が揃いますが、東京のあんこ菓子とは一体どんなものなのでしょうか――。その答えを探すべく、ひととき10月号ではフードジャーナリスト・向笠(むかさ)千恵子さんと共に東京のあんこ菓子をめぐる旅に出ます。 あんこからも目が離せませんが、表紙右上のドラえもんの幸せそうな表情にほのぼのとさせられます  ほんのひととき編集チームのうさこです。ついに、ひととき10月号で「東京のあんこ」特集が掲載されます!

岐阜の地歌舞伎が自分の原点――中村いてうさん

「地歌舞伎(*1)」が日本一盛んな岐阜では、江戸の風情が残る芝居小屋が各地に残っています。ひととき9月号の特集では、美濃・飛騨の「地歌舞伎」を紹介しています。その中の岐阜県恵那市出身の歌舞伎役者・中村いてうさんへのインタビュー記事を転載してお届けします。 中村いてう:岐阜県恵那市出身 地歌舞伎の振付師として名高い松本団升(だんしょう)さんを祖父に持ついてうさん。もの心ついた頃から当たり前のように芝居の世界に触れ、「芝居が友達」という日々を送っていたそうです。 *1 岐阜

岐阜の芝居小屋を経て、プロの歌舞伎役者へ――市川笑三郎さん

「地歌舞伎(*1)」が日本一盛んな岐阜では、江戸の風情が残る芝居小屋が各地に残っています。ひととき9月号の特集では、美濃・飛騨の「地歌舞伎」を紹介しています。中村勘九郎さん、七之助さんへのインタビュー記事に続き、中津川市で生まれ育った歌舞伎役者、市川笑三郎さんのインタビュー記事を転載してお届けします。 市川笑三郎:岐阜県中津川市出身 小学生の頃に地歌舞伎と出会い、中学卒業後、即、プロの歌舞伎役者になると決めた笑三郎さん。真っ直ぐ道を切り拓いた原動力は、地歌舞伎の舞台で味わっ