南端、三崎港へ|新MiUra風土記
これは、ことし三浦市が発行した、移住・定住情報誌「MIURA」の巻頭文の一節だ。
三浦半島の最南端、かつて日本有数のマグロ漁港だった三崎港の三浦市だが、人口減少によって神奈川県内で唯一の市の「消滅可能性都市」とされて、新規の来島者による定住促進、町おこしに迫られている。
けれど僕はこの半島南端の町に魅かれている。
北海道のような丘陵畑 三崎港といえばマグロだ。京急電鉄の「みさきまぐろきっぷ」は人気で、週末は京急三崎口駅の港へ向かうバス乗り場に行列ができる。僕は時間