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気付きを与えてくれた絵本「あるかしら書店」

前回の記事で、
ある絵本がきっかけで将来の夢ができたと
書いたのですが、今回はそのお話です。

小学1年生の息子とは、
寝る前に一緒に本を読んでいます。

ママを独り占めして静かな声を聞くことが、
普段騒がしく元気いっぱいの彼の
安らぎのひと時のようです。

最近は、ヨシタケシンスケさんの
「あるかしら書店」です。

その絵本の中に、
「本が好きな人々」というページがあります。

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一口に本が好きといっても、いろいろあります。
いろいろはさむのが好き。かぐのが好き。
となりの人のをのぞくのが好き。
読むのが好き。積むのが好き。・・・・

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他にもくすっと笑える、好きがたくさん。

この本は4年生の娘も好きで、
私ももう何度も繰り返し読んでいるのですが
なぜかこのときは、
ああそうか!いろんな好きがあっていいんだ!と
すとんと心に入ってきたんです。


「本の虫」の娘は、
どんな本でもあっという間に読んでしまいます。

それが爽快で、
夢中になって本を読んでいる娘の姿を見るのが
楽しくて。

隙間時間があると、書評を読んだり
ネットの「この本を読んでるカスタマーは
こんな本を読んでます」を辿って
いろんな本を探しては彼女に勧めるのが
私自身の楽しみにもなっています。

私は「本を勧めるのが好き」なんだなと、
その時に気付いたのです。

この気付きは、
私にとって大きな発見となりました。

こんなお話が好きかなと選ぶ時間も楽しい、
私が勧めた本を読んで、面白かった!と
言ってもらえるとこっちまで嬉しくなる。

それが私の「好き」なんだなあって。


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