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Garminによるホンネ的生活革命

Garminというスマートウォッチで自分の電池残量(以下:ボディバッテリー)がわかるらしいとTwitterで見かけ、早速購入してみたんですがこれが思った以上に生活リズムを整えるのに役立ったので書き残しておきたいと思います。

わかるデータは主に以下の通り。(機種によっても異なります)
・ストレス計測
・睡眠モニター
・ボディバッテリー(心拍数の変動、睡眠と活動データの組み合わせ)
・歩数
・心拍数 等

とにもかくにも!知りたい時に自分のボディバッテリーが見られることがとても便利。「もう残りが30しかないからあとはのんびりしよう」、とか「まだ75あるからもう一か所買い物に行けるな」とか自分の余力に合った選択がしやすい。

そしてつけ始めて数週間は、自分で想像するボディバッテリーとGarminが示すボディバッテリーに20くらい差があって毎回驚いた。いままでは高く見積もっていた分、毎日バッテリー使い切っていたんだと思うと恐ろしい。うつ病で内受容感覚が乏しい状態なんだな、と痛感させられました。

毎日データとにらめっこしていた私を見て、夫も後日同じ機種を買ったので
しばらく比較させてもらっていたら
・私のほうがボディバッテリーの減りが早い
・私のほうがボディバッテリーがたまりにくい
という残念なことが分かった。彼が最新型の急速充電単3充電池なら私は使い古された単4充電池といったところ・・・厳しい現実・・・😿

でも、まずはなにより現在地を知ることが大事。(そうだそうだ)
この与えられた条件をいかに活かすか、そしてポテンシャルを伸ばすかが課題ということで、Garminを使い始めてから変わったことを振り返ってみる。

★休憩をこまめに取るようになった(休憩する罪悪感が減った)
休むことに罪悪感がもともとあるタイプだったんだけど、ボディバッテリーが見える化されていることで素直に対策をとれるようになったのは実はものすごく大きい収穫。そして思った以上に休む必要があるんだということも学べた。

★ゆるゆる行動する癖が付きやすい
私は頑張る教なので、体をがちがちにしながら力づくで物事を進める長年の癖がしみついてしまっているのだけど、一日を気持ちよく過ごすためにはやっぱり夜まである程度のバッテリーを残しておきたい気持ちが強くなる。その分、全力で物事にぶつかるのではなくってもう少し力みを抜いてやってみようかな、なんて頭をよぎることが出てきた。これもうれしい変化。

★家族に疲労度合いを示しやすくなった
出先などではなるべく一回で用事を済まそうと頑張ってしまう傾向があるけれど、ちょくちょくボディバッテリーをチェックをすることでブレーキを掛けやすくなり、また「今残量25なんだ」「じゃあ早めに帰ろう」などと判断基準がはっきりするのでお互いをいたわりやすくなった気がする。

★睡眠の質を上げたくなる
自分がボディバッテリーが減りやすくたまりにくいことがわかると、いかに毎日しっかりチャージするか、を考えるようになった。最近実践しているのは寝る1時間前にメラトニンのサプリを飲んで、スマホ、PC、TVから離れてカタログ見たり本を読んだり体を温めたりする時間をとってゆるゆるすること。これをし始めてから毎日100近くチャージされてきている気がするので、寝る直前のブルーライトを避けるようにと言われている理由がわかった気がする。(そして夫も寝る時間が早くなった!)


きつめの心理療法をするとストレスグラフも上がって、Garminが深呼吸をうながしてくるので各数値はあながち大きく離れてはいないんだろうなという感触です。つけ始めて約二か月経った今は体感しているボディバッテリーと表示される数値の差が減ってきたので、感覚的にわかってきた感じがするのもうれしい変化。

一つだけ注意したい点といえば、「朝起きた時のボディバッテリーに振り回されすぎない」こと。「しっかり寝た!」とおもってもバッテリーが69だったりすると「今日は大事な用があるのに大丈夫かな?」って不安に思ったり「もう少し貯めよう」と思って二度寝しちゃったりする。私の場合は二度寝するとかえってぼんやりしちゃうので葛藤していたけれど、しばらくたってから「起きた時の与えられた電池残量で今日をうまくやり過ごそう」と思えるようになった。

そのあたりの折り合いを上手くつけられれば、精神疾患がある人にもない人にも、心地よく暮らすヒントを与えてくれる良質なデバイスなんじゃないかなと思ってます。いまやすっかり生活の一部になりました。

またGarminによる生活革命が起きたら続きを書きますね。

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