「今、読みたい本」の真実味にはっとする
マイペースにつけている読書ブログに「今、よみたい本」と題して戦争や社会変革を取り上げた本について書いたのが、今年の2月20日。ロシアのウクライナ侵攻、フランス大統領の決選投票、故郷を多くの人が追われる現実が待っていると思わなかった。
その時に紹介した3冊がこちら。われながら、この並びにはっとしてる。
https://honnneco.hatenablog.com/entry/2022/02/20/170301
『服従』ミシェル・ウェルベック
2022年春のフランス大統領選で決選投票の末、イスラム政権が誕生した未来をリアルに描く。
『となり町戦争』三崎亜記
ある日唐突に始まったとなり町との戦争の中で、知らないうちに人の命や生活が奪われていく様子を描く。
『ジャーニー~国境を越えて』フランチェスカ・サンナ、 青山 真知子
戦争で国を離れなければならなくなった家族が国境を越える様子を描いた絵本。
2か月が経った今、ウクライナは戦禍の中。昨日、フランスではマクロン大統領の再選が決まった。分岐した「じゃないほう」の世界は、今より良かったのかと考えさせられる。
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