避妊より必要な事があると思う話

今回の投稿の経緯

Twitterを見ていたら、こんな投稿を見かけたの。

こういった発言傾向のある人たちの主張をまとめると以下の3点よ。

  • 男性が避妊しないから人工妊娠中絶が減らない。

  • 男性が生でやりたがることが原因であり、女性蔑視である。

  • 男性がパイプカットすべき。

正直な感想だけれど、これらの主張の意味が分からなかったのよね。

だから今回は、何が意味分からなかったのか、本音で語っていくわ。

避妊について

男女で性行為を行う際に必要とされるものが「避妊」だと思うの。

この避妊についてだけれど、絶対に妊娠しませんよ、という保証のあるものは存在しないのよ。

例えば……

ピルの避妊成功率は99.7%
→ 1000人に3人は失敗

パイプカットの避妊成功率は99.8%
→ 1000人に2人は失敗

コンドームの避妊成功率は82%
→ 100人に18人は失敗

このように、どれだけ成功率の高い方法でも、失敗して妊娠してしまう可能性があるの。

え?ピルとパイプカットはほぼ100%だから大丈夫?
その考え方は問題だと思うわ。

例えば……

ポケカのナイトワンダラーを1BOX買ってSARが出る確率は0.4%、URが出る確率は0.1%

交通事故に遭う確率は0.4%

一卵性双生児が生まれる確率は0.4%

ポケカを1BOX買ってURが出る確率は0.2%

ウマ娘でピックアップ以外のSRが出る確率は0.15%

このように例を見ていくと、確率は低いけれど、あり得そうだと思えてくるでしょう?

だから妊娠してしまう可能性を考慮し、覚悟した上で性行為に臨む必要があるのよ。

それなのに「避妊すれば人工妊娠中絶は無くなる」ような主張が出回っている事はおかしいと思うわ。

避妊も必要だけれど、覚悟も無いまま無計画に、本能を制御せずに性行為をしてしまう人を減らす事の方が必要だと思うの。
そもそも性行為をしなければ避妊も必要無いし、妊娠することも無いのだから。

女性蔑視する男性と性行為しようとする謎について

「男性が避妊しないから」
「男性が生でやりたがるから」
との主張をよく見るけれど。

……そんな男性と性行為しようという考えに至るのはどうして?

付き合ってみないと相手のことは分からないと主張する人もいるけれど、よく分からない相手と性行為しようとしてしまう人を私は理解出来ないのよ。

2人きりになったら首を絞めて殺そうとしてくるサイコパス野郎かもしれないのに、分からない相手と2人きりになることも理解できないわ。

男性側が生でやりたがっても断ればいいのに、断らないことも問題だと思うわ。

※強制的にやられる、と主張する人がいるけれど、それはただの性暴力だから警察に助けを求めるべきだし、今回の件とは別件よ。

本当に必要なことは何?

必要なことは3つ。

① 避妊の手法について学ぶ

避妊の手法によって成功率が異なるだけでなく、それぞれにメリットやデメリットがあるの。

例えば……

「パイプカット
メリット:
・高い避妊成功率
・無痛
デメリット:
・生涯子供を作れなくなる可能性がある
・合併症のリスク

「ピル」
メリット:
・高い避妊成功率
・生理諸症状の改善、卵巣 / 子宮体がんの予防
デメリット:
・吐き気、頭痛、むくみ、乳房の張り等
・血栓症のリスク

というように、メリットとデメリットがあるから、避妊方法について詳しく知った上で、自分たちにあうものを相談して決める必要があるの。

② 自分を大切にする

避妊は100%成功するとは限らないから、妊娠したく無い人は性行為をしなければ妊娠する事は無いはずよ。
(性犯罪については避妊以前の問題だから、ここには含まれません。性犯罪者を許してはいけない)

近年では売春やパパ活等をする若者が増えていたり、性病になる人が増えていたりと、安易な性行為が増えている現状があるの。
各自が自分を大切にして、安易な性行為をしなければ中絶の数も減るはずよ。

③ 安易に男性と2人きりで出かけたり、部屋に入らない。

そもそも男性と2人きりという状況にさえならなければ、性行為にすら発展しないはずなのだから、そのような状況にならないように立ち回ればいいのよ。

男性側から何を言われても、理性的な対応を心がける事が出来れば、2人きりになる事なんてまず無いわよ。

結論

安易に異性と2人きりにならず、安易に性行為をせず、仮に性行為をする場合でも適切な避妊方法を選ぶことが、中絶率の減少に繋がると思うわ。

本音

「男性が避妊しないから」
「女性がアフターピルを使わないから」
と異性に責任を押し付けあって批判し合っていることが気持ち悪いと思います。

責任を押し付け合う前に、まずは自分を自分で大切にする気持ちが必要だと思います。

自分を大切にしている人なら、知らない人や親しい間柄でも無い他人と安易に性行為をしてしまう事はあり得ません。
仮に親しい間柄であっても相手は選ぶべきですよね。

しかし、中にはこんな人もいます。

「最初は良い人に見えた」と言う人。

でも、その人が良い人だと判断して勝手に信じてしまったのは自分自身ですよね?
自分を大切にしている人であるなら、責任を持って慎重に考えて選択するべきなんです。
仮に選択を間違えてしまったのであれば、それは自分のミスなのですから、自分の責任です。
※ここでの責任は選択したことの責任であって、性暴力の責任ではありません。

こんな人もいますよね。

「関係を気にして断れない」と言う人。

自分を大切にする人は他人との関係性よりも、自分の身の安全を優先すべきだと思うのは私だけなのでしょうか?

私なら絶対に身の安全を選びますよ?
会社の飲み会に行ってもお酒は断ってサラダを食べ続けますし、2次会には参加せずに終電に間に合う時間に帰宅します。
男性社員と一緒のルートで帰る事もしませんし、お出かけに誘われても基本は断ります。

結局のところ、自分の選択や判断のミスを棚にあげて保身に回った結果が、異性への責任の押し付けなのではないでしょうか?

異性と対立したところで良いことなんて無いし、必要なことは明確に分かっているのであれば、あとは自分で行動して変えていくべきだと私は思いました。

ごめん、本当に異性批判は理解できない。

だから女子のグループに入れない一匹狼として今まで生活してきたのだと自覚したけれど、他の人に同調して共感するふりをして、バカみたいに騒ぐ人にはなりたくないから、本当にグループに入ることは一生無さそう……入らなくて良かったと思えるレベル。

未来予知

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