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失恋した日の詩

雨が冷たく寂しいので
傘を射すのは止めました
雨粒はきっと朝まで残り
明けない夜になるでしょう

そうして出会うあなたの背中
寂しさが残る薄い背中に
そっと傘を差し出したい
二人で虹を見たいのです

私はここにいますから
明けない夜の中
止まない雨の向こう側
あなたと共に 私はいます

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