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痛みを乗り越えるための詩

僕らは少しだけ
空の青さに疲れたのかもしれない
瞼を閉じれば
赤い血が透けてしまうのに
傷付かないよ なんて嘯いて
涙の重さを忘れようとした

夜が明けても何も変わらないんだ
変わらなくて良いんだよ
変わって欲しいのは風向きだけ
変えたいと願うのは僕らの未来

止み間に降る
光が眩しすぎるね
もう少し優しくしておくれ
僕らが抱き合って泣けるように
少しだけ世界が翳ってくれ

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