プチ情報⑭~ファーウェイに何が起こったのか?~
ファーウェイの陥落
今から2年足らず前に、ファーウェイは世界で最も売れているスマホメーカーになりました。しかし世界トップシェアはわずか2か月程度で、すぐさまサムスンに首位の座を奪われることになりました。
それでも2020年は製造台数ベースで世界ランク3位に位置していたにもかかわらず、2021年には世界7位まで転落する見通しとなってしまいました。
ファーウェイ失墜の要因とは?
その背景には大きく2つの要因があげられるといいます。
1つめは、米国政府による制裁措置であり、同社は米国グーグルなどの米国企業との取引が禁止され、そのほかサードパーティ企業も部品納入を禁止されたのです。
そして2つめが、サブブランドHonorの売却です。
Honorは手ごろな価格で質の高いハードウェアを実現していました。
しかし、そのHonorを売却したことにより製造台数を大幅に減少させることになってしまいました。
ファーウェイ復活には新大統領の動向がカギになる?
2021年の製造台数では1位がサムスン、2位がアップル、3位がシャオミとなっています。
ファーウェイは高い技術で手ごろな価格で世界的に広がりをみせましたし、現時点でも中国国内でのシェアはかなりのものです。
世界規模でシェアを奪還していくには、次期アメリカ大統領バイデン氏が制裁緩和を行うか否かが一つのポイントになることは間違いないですね。
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