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小学生が就きたい職業から見る時代の変化

みなさん、こんにちは。株式会社H5 本間優太です。

時代の変化に伴って、選択できる仕事や職業の幅が広がってきました。
よくAIによってなくなってしまうであろう仕事などはフォーカスされがちですが、逆にその環境下で新たに生まれた仕事もあるはずです。

実際に子どもたちの将来就きたいと思う職業も少しづつ変化してきています。
クラレの調査によると、小学1年生が就きたい職業は1位から順に「ケーキ屋・パン屋」「警察官」「スポーツ選手」だったようです。

このトップ3だけ見ると20年前から上位に入っている職業ですが、近年特に順位を伸ばしてきているのが「YouTuber」で、今年は9位にランクインしています。
他にも「スポーツ選手」の中でもその内訳を見ると、「eスポーツ」の選手になりたいと回答している方が3.7%ほどいるようです。
この辺りの職業はこれまでになかった選択肢だと言えます。

また、逆に親が子どもに就かせたい職業を見てみると「公務員」「医師」「会社員」などの職業が並びます。
時代は変化しても、親世代目線での稼げそう・安定してそうな仕事というイメージは以前と変わっていないようで、昔と変わらないような職業が並んでいます。

親世代にとってはまだYouTuberなどは不安定で就いてほしい職業ではないという考えが伺えます。

ただ、YouTube、Twitter、Instagrmなどを活用するインフルエンサーマーケティングに対する需要自体は堅調に伸びてきています。
少し古いデータですが、デジタルインファクトの調査によると、インフルエンサーマーケティングの市場規模は2020年に317億円で前年比105%と推移しています。

もう少し広い視野で見ると、国内ソーシャルメディアマーケティング市場規模は5,519億円にも上ります。

それだけ多くの人がSNSで情報収集するようになってきたことの表れですし、影響力を付けていけば個人に広告案件などが来る可能性も高くなってきていると言えます。
そういった市場の流れを考えると、単に「インフルエンサー=不安定」と決めつけるのも誤った解釈かもしれません。

これからの時代、個人の影響力を付けていくことや、新しく生まれてくる仕事に偏見なく目を向けることも大切なことだと感じます。
僕自身、アンテナを高く張って情報を収集しつつ、過去の偏見に捉われず適切な選択をしていきます。


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