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どうやったらできるかを考える

みなさん、こんにちは。株式会社H5 本間優太です。

最近のオミクロン株の流行により、まん延防止等重点措置が適用されることとなりました。
今回は酒類を提供するかや営業時間をある程度飲食店で選択できるようになっているようですが、お酒が好きな僕としては、外での食事の機会が少なくなりそうで寂しいところではあります。

飲食店を中心とした事業を運営する側としては、この期間をどう切り抜けるのかを考えることが増えるかと思います。

そんな中、少し前のもので緊急事態宣言が出ていた頃の記事ですが、面白い取り組みがあったためシェアします。

コロナ影響で客足が減ってしまった飲食店のビールの在庫をジンに醸造して返すという取り組みです。
大量に抱えることになってしまった在庫を解消するために考えられた施策。
ビールと違い、ジンは賞味期限がないため廃棄しなくて済むメリットがあります。

純粋な在庫解消の観点でも解決策となりますし、話題のSDGsの観点でも「つくる責任つかう責任」の点でよい取り組みです。
余ってしまったからどうしようもないし廃棄するしかない…ではなく、どうやったら有効活用できるかという考え方から生まれた素敵なアイディアだと感じます。

しかもこの取り組みを行う木内酒造は無料でこの対応を行なっていたとのこと。
一見ただのボランティアに見えて、手間もかかるし見方によっては損するような動きにも見えますが、「SAVE BEER SPIRITS」というキャンペーンを打って商品をブランド化し、販売するということも行なっていたそうです。

ただ諦めて廃棄するだけなら誰でもできますが、障害をチャンスと捉え、その状況をどう好転させるかを考えるのが経営者の手腕ですね。

僕の地元の新潟・越後地方にも多くの酒蔵があるので、同じように活路を見出してほしいなと感じます。

お世話になっている方からも、捉え方次第で人生は大きく変わると教わってきました。

僕自身も「◯◯だからできない!」とできない理由を探すのではなく「どうやったらできるか?」を考えて活路を見出す経営をしていきます。

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