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昭和時代の激安年賀状

東京も日ごとに寒くなってきました。
な~んて事を言いますと、
何言ってやがるんだ。東京の寒さなんて「プッ=3」みたいなもんだろ~。
と雪国に暮らす方々に言われてしまいそうですね。

東京は暖かい。
雪が積もったとしても、陽があたる場所では数日で完全にとけます。
この点では東京は都合が良い場所だなぁと感じます。

さて、毎年恒例の年賀状を書く時期がやってきました。
遅くね? もう23日よ?
そうなんですってね。
元日に相手に届けてもらうには、25日までの投函が必要なのだそうです。
コレって、もしかして常識でしたかな?
そんな事を考える事もなく、毎年29~30日頃におモチを買いに行くついでに出していました。
みんな、届いてなかったのね? すまぬ。
今年は今から書いて明日24日に投函するからね。

ところで郵便事業が巨額の赤字を抱えているそうですが、そりゃそうでしょう。他の事業があるから問題はないと言いたいのでしょうが、赤字よりも黒字が良いのは明白ですので、胡散臭い箇所にはしっかりと切り込んでいただきたいと願います。
ニュースで、
「はがきが85円に、手紙が110円に…」
 (え、また値上げ?)
「1994年以来30年ぶりの値上げとなります」
 (嘘だよ。この前値上げしたじゃん。)
ニュースは嘘を言いません。めったに。
調べましたら、
(消費税増税時を除き)30年ぶりの…」だそうです。
(だろ~っ? 省くな省くな大事なところを。)

昔の営業マンの心得として『嘘はダメだが、オーバー表現は良い(今はオーバー表現もダメです)』というものが有りましたが、『嘘はダメだが、アンダー表現は良い』といったところでしょうか。なかなかのテクニックです。

ちゃんとお伝えしましょう。
消費税増税時を含めれば、遡りますと2019,2017、2014、そして30年前の1994年となります。
(3回分も省いたのね。)

私が生まれた昭和48年(1973)当時は、
はがき10円・封書20円だったそうです。激安です。
 昭和51年(1976)に20円・50円となり、
 昭和56年(1981)に30円・60円、
 平成元年(1989)に41円・62円、
 平成6年(1994)に50円・80円、となります。
そこからはチマチマと円単位での値上げが3度続きます。
 平成26年(2014)に52円・82円
 平成29年(2017)に62円・82円
 令和元年(2019)に63円・84円

はがきは30~40円くらいだったら気軽に出そうかな~と思えますが、1枚85円となると(え、高っ!)と思ってしまいます。事業として必要に迫られる場合は、、、どうするかなぁ。

ただ、はがきの値段というのは紙代だけでないですからね。
それこそ、消費税も含みますし、運営、管理、運送、あらゆる費用を含めての85円なので十分安いとは思いますが、どうしても(紙1枚で85円かぁ)という気分になります。

ともかく、雨でも雪でも精一杯頑張ってくださっている皆様のお陰で、年始には遠く離れた友からの年賀状に目を通す事ができる訳です。
散々グチグチ言っておきながら何ですが、心の奥深くでは関係者の皆様には深く感謝しています。


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