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録画「ウルトラマンブレーザー」第25話(最終回)「地球を抱くものたち」視聴

録画「ウルトラマンブレーザー」第25話(最終回)「地球を抱くものたち」視聴。
半年間ありがとうございます!!
ウルトラマンブレーザー、本当に毎週楽しみでした!
noteを始めたきっかけもウルトラマンブレーザーについて語りたくなったからです。
ウルトラQのガラモンやセミ人間やМ1号、ウルトラマンのガヴァドンやレッドキング&ギガス、ウルトラセブンのカナン星人、帰ってきたウルトラマンのタッコングなどの怪獣&宇宙人(そのうちの2体は幻影ですけど)やエピソードを巧みに取り入れ(造形デザインをおかしなアレンジなどせず、忠実に再現したのが好印象!)、さらにオリジナル怪獣をふんだんに登場させ、今、この時代にあらたなウルトラマン神話を創造したスタッフの素晴らしい仕事には頭が下がります。
21世紀&令和にメカの発進シーンでワンダバが聴けるとは思いませんでした。
地球を守る部隊SkaRDのメンバーも実に個性的。
キャラが立ってましたね!
それぞれをピックアップしたドラマが描かれて、これがまたグッとくる物語ばかりで、各隊員への親しみが増しました。
それもこれも含めて初期ウルトラシリーズ作品へのリスペクトがいちいち気が利いてましたね。
(ガイア以降のウルトラマンシリーズは未見なのでわかりませんが)
私にとってウルトラマンブレーザーは昭和から平成、そして令和へウルトラの魅力という名のタスキを繋いだ「駅伝の様なウルトラマン」です。
お父さんがウルトラマンというのも良かったですね。
時折出てくる家族のエピソードには胸を熱くしたものです。
仕事に振り回されて家族の時間が犠牲になってしまうなど他人事とは思えず…。
新規怪獣のデザインや設定、迫力ある闘い、ブレーザーの武器、リアルなミニチュアなど特撮も見応え充分。
まったくすっかり堪能した次第です。
ブレーザーやアースガロン、怪獣のフィギュアはすべて購入するくらい夢中になった訳で…いやはや、自分でも驚きましたよ。
付録の怪獣トランプが欲しくて「てれびくん」も買ってしまいました。
もちろん食玩も。
大人になって懐に多少余裕があったからというのもありますが。
いやもう、こんないいものを見せてもらってありがとうございます。
ちょっとだけ欲を言うならば、最終回あたりのエピソードはもう少し時間をかけてじっくり丁寧に創っていただきたかったかな…と。
コミュニケーションがテーマのこの作品なのですから、ブレーザーが「俺も行く」と初めて音声でゲント隊長と接触したあとは、ゲント隊長の半生や家族の記憶とブレーザーの出生の秘密や様々な謎や地球に来た理由などの記憶が明らかになり、それらを二人が共有して深い相互理解に及ぶとか…。
そこまで映像で見せて欲しかった。
相当なカタルシスになったのではないかと。
(奥さんかジュン君はゲント隊長の正体を偶然知るとか、本人から知らされる…なんてエピソードがあってもアリだったか…?)
今までの肉体的な融合を超えた精神的な融合と理解ですね。
また、せっかくV99との星間戦争が対話によって回避出来たのですから、オーバーテクノロジーの産物であるアースガロンのAIを通じて二つの宇宙文明が邂逅し、これから人類は次の進化のステージへ上って行くとか、そんなアーサー・C・クラーク的な壮大なビジョンも見たかったかな、と。
まさに「未来へ」ですよ。
人類の幼年期の終わりですよ!
アースガロンは闘いの道具ではなく、恒星間をつなぐコミュニケーション・ツールであったとなれば、今までもう一つ怪獣相手に活躍がなかった事に納得出来ますし、アーくんの株も爆上がりというものです。
アーくんが武装解除した理由にも、さらに説得力が生まれたと思います。
もうひとつ欲を言うとヴァラロン戦のあとに1話あってもいいなあとも。
このまま肉体を共有しているとゲント隊長の生命に危険が及ぶと判断したウルトラマンブレーザーは(ゲント隊長の家族の事ももちろん心配)、自ら身を引き故郷(放浪?)への旅に出ることを決意。
ゲント隊長と地球から旅立ちます。
つまりは「さらばウルトラマンブレーザー」ですね。
考えただけでうるうるしてしまいます…。
あ、個人的にはゲント隊長の妻、ヒルマサトコさんもアゲたいです。
ヒルマサトコさん主役の回がないのが不思議だったんですよね…。
(ジュン君はガヴァドン回他でキャラ立ってますので)
激務で家に帰れない夫の帰りをひたすら待って独りで育児をしながら家庭を守る…だけではなんだか寂しい。
やはりサトコさんの気持ちも少し出して欲しい…。
例えば最終回、闘いを終えて帰宅したゲントにサトコさん、ジュン君が寝た後で
「ウルトラマンもお疲れ様!」
ゲント隊長驚き
「……知っていたのかい?」
サトコさん、ニコッと笑い
「分かるよ。だって夫婦だもの」
号泣。
これで夫婦のコミュニケーションも完璧です。
ああ妄想は果てしない。
……と、いろいろ空想したり語りたくなるのも、この作品に魅力があるからこそ。
重ねて言いますが本当に素敵な作品をありがとうございました!
次は映画に期待します!
楽しみにしております!!

ありがとうございました!
記念撮影!

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