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病原体は存在しない

Germ Theory(ジャームセオリー)=病原体仮説は、16〜17世紀にかけてデカルトやベーコンなどによって生み出されて定着した機械論、唯物史観を背景に生み出されたもので、機械論とは「物質をどんどん細かく分解して行ってその部品を理解すれば、世の中で起きる事象はそれらの部品を組み合わせた結果出来上がる機械の動きとして理解できる」という考え方だ。
唯物史観とは、世の中は物質だけでできているとする考え方だ。
ストレスが肉体の健康に影響を与えることが判明している現在、完全に時代遅れの考え方であり、その唯物史観を前提にした考え方が機械論なので、機械論も同じく時代遅れの古びた説と言える。
(「ターニング・ポイント」(フリッチョフ・カプラ著)を参照のこと)


すなわち、「病気は体を病気にする悪いものによって引き起こされるはず」との極めて単純な唯物史観の思考回路に基づく思い込みから犯人を探した結果、碌に検証もせずに、あるいは検証しても証明できていないにも関わらず、病気になった体から発見されたものを犯人と勝手に思い込み、「病原体」と名付けただけの仮説に過ぎない。

警察官が犯行現場にいたからと言って、警察官が犯人であるとは言えないのと同じ理屈だ。


病原体と呼ばれているものには細菌とウイルスがあり、実際は、細菌は腐敗した食べ物や有害な物質を分解する働きをする生物であり、ウイルスは分解された残骸に過ぎない。

それを19世紀の学者たちは細菌やウイルスが病気の原因であるとして「病原体と呼ぶようになっただけなのである。

この概念が現在の西洋医学=ロックフェラー医学のベースとなっており、病原体を殺すために様々な医薬品を作って製薬会社が儲ける仕組みになっている。
医者も機械論に基づき、「原因である病原体を殺す」「悪い部分を取り去る」との考え方に沿って処置をする。

しかし未だかつて、ウイルスがその存在を証明されたことはないし、ウイルスや細菌が病原体であり、それらが体に侵入することで病気になると厳密に証明されたこともない。

現代の西洋医学は、19世紀に流行し、一旦は社会をその支配下に置いた機械論=唯物史観の遺物であり、到底科学とは言えない。そのことは量子物理学などの科学の進展に伴ってどんどん明らかになって来ている。

「病原性を持つウイルスや細菌によって病気=感染症になる」との考え方は、我々が生まれた瞬間から執拗に刷り込まれ続けた概念であるために、それを頭の中から完全に葬り去ることは中々大変な作業ではあるが、唯物史観=機械論による医学はそろそろゴミ箱に入れなければいけない。

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