九州にはすごい特急が走っている (A列車で行こう)
こんにちは、紅油(ほんよう)です。
今日は熊本県を走るD&S列車、「A列車で行こう」を紹介させてください。
注) 鉄道の記事ですが、車両や運行情報に関する詳細な知識は持っていない状況で書いています。あくまでも個人の主観により書いた記事であることをご了承いただければ幸いです。
コンセプト
公式HPに
と記述がされている通り、車体及び室内は黒を基調としたJazz barのような雰囲気がイメージされており、各所に散りばめられたステンドグラスの装飾が華やかさ・荘厳さを演出しています。
なお、よく見てみるとステンドグラスに含まれている泡の入り具合がガラス毎に異なっていて、細部までこだわりを感じさせます。
運行中は車内で"Take the A Train"の曲が流され、Jazzを聴きながら海岸沿いを目的地三角まで向かう体験は、他の特急では味わうことのできない唯一無二なものではないでしょうか。
コンセプトに明記されている通り、車内ではアルコールの販売もされています。
(*コロナ化に伴う緊急事態宣言下では販売休止の時期もあったようです)
運行区間
運行区間は熊本〜三角までを結んでいます。所要時間は約40分ほどです。他のD&S列車に比較すると少し短めの旅となります。
しかし、道中では有明海をのぞむことができ、天気が良いと対岸の雲仙(長崎)まで見ることができます。
途中には有名な長部田海床路もあるため退屈はしないと思います。
有明海が目前に拝めるため、おすすめは熊本→三角の場合、進行方向右側。三角→熊本の場合、進行方向左側となります。
運行日は基本土・日・祝*で、1日3往復となります。2両での運行です。
(*GWなども運行しているようです)
乗車日記
複数回乗った経験がありますが、直近に乗った2021/9の際の内容を記述していきます。
発車は熊本駅。待っていると黒い車体がやってきました。黒字に金(黄?)色の線が入った車体は遠くから見ても独特で目につきます。
車体の各場所に描かれているロゴも、より特別な列車であることを醸し出していてワクワクが高まります。
車内に入ってみるとまず木を基調とした大人らしい雰囲気に感激しました。
他のD&S列車もそうですが、車内に入った時の雰囲気、コンセプトを具現化したこだわりの強さは他の地域の特急では見る事ができないと思います。
さらによくみてみると、木でできた天井・壁・床の間に散りばめられたステンドグラスがすごく良い雰囲気を醸し出しています。
特にバーカウンター前のフリースペースあたりに配置されているステンドグラスが綺麗で、ずっと見惚れていました。
この「大人の~」な雰囲気にやられていたら列車は三角へ向けて発車しました。
車内販売ではグッズの他にアルコールを含む飲み物なども購入可能ですが、個人的なおすすめはうとのみかんを用いたみかんサイダーです。
うとのみかんを炭酸水で割っているものですがこのみかんジュースが絶品で酸味・甘味のバランスが炭酸水と合わせることで絶妙に調整されています。
JR九州さんに問い合わせてみましたが、このみかんジュースは一般販売されておらず、車内での提供のみとのことでした。
チャンスがあれば是非挑戦されてみてください。
20分ほど乗っていると右側の展望が開け、有明海が姿を現します。
ここから終点の三角近くまでは右側に有明海を見る事ができ、海を眺めながらJazzを聴きつつ、飲み物を飲むという贅沢な時間を過ごす事ができます。
そんなこんなですぐに三角駅までは到着してしまいます。
そのまま熊本駅に折り返してしまうのはもったいないので、ぜひ天草も観光してみてください。
三角駅でレンタカーを借りることもできるのでおすすめです!
以上となります。いかがでしたでしょうか?
引き続きよろしくお願いします。
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