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教員から信頼される大学職員とは?①

こんにちは、HongShuです。
忙しい部署・楽な部署の視点で語られることが、よく大学職員の仕事内容は紹介されています。
しかし、表記の視点で語られる方は少ないのではないでしょうか?

大学職員たるもの、教員とのお付き合いは必須であり、いかに関係性を良く保つかで、自身の学内での立ち位置が大きく変わっていきます。
打算的に聞こえるかもしれませんが、大学職員にも社内(学内)政治はありますし、政治に関わらないと自分の発言権は上がりません。

基本的に大学は物事を合議で進めていきます。発言権を大きくする事で、職員でも大学を変えられる力をつけられると、私は思ってきます。

では、どういう職員が教員に信頼されているでしょうか?

①専門性を確立している職員

専門性を確立する事は、私が大学職員1年目に、他大学の先生から言っていただいた言葉です。
「大学教員は一つの専門性を確立してる人間なのだから、職員も何か専門性を持っていなければいけないよ」
当時はへぇ〜ぐらいしか思っていませんでしたが、今ならこの言葉を非常に重く感じます。

教員たちは自分たちの専門分野で、「あ」と言えば「ん」まで瞬時に理解しており、それが前提で話が進んでいきます。
私たち事務職員にも一業務に対して同様のクオリティを求めていかれます。

何より、専門性があると、説得力が違います。
専門家を納得させるには、自分が専門家である必要があります。教員はその道のプロフェッショナルですので、いかに自分の専門性を確立させる苦労を、理解しています。

だからこそ、会話している事務職員が、何らかの(特に業務に関する事)専門家である必要がありますし、アカデミックな場である事を理解した仕事に繋がるのではないでしょうか。

大学は良くも悪くも、事業会社とは異なる場所です。その場所ならではの強みの活かし方を発揮して行く事で、大学職員人生が進んでいくのではないでしょうか?

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