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年初以降の急速な円安と植田日銀=「NISA絡みの円売り」(貯蓄から逃避)を考察

 年初以降、外為市場で急速に円安が進んでいます。19日には一時1ドル=148円台後半と1カ月半ぶりの安値を付け、鈴木財務相がけん制発言を余儀なくされています。この円安は、今のところ一時的な動きと見ていますが、トレンドとして定着すると、植田日銀には厄介です。「円高で安堵」するのはつかの間で、円安が政策修正の圧力となる可能性には注意が必要です。

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