2番最強打者打線を考える(横浜を例に取り)

まず、チームから2人最強打者を選びます。選び方はOPS(出塁率+長打率)が簡単でしょう。

その2人のうち、出塁率と走力が高い方を2番に置き、長打率が高い方を4番に置きます。出塁率高いけど足遅い時は3番と5番を選ぶ時に考えます。


次に残った打者で3人の強打者を選びます。これもOPSが簡単でしょう。今回は1番を選ぶので全員が走力が弱い場合5番目の打者と遜色ない走力のある打者を選んでもいいでしょう。

出塁率が高い打者を1番に起用します。1番は4番に比べても年間50〜60打席多くなります。出塁率が.010違うだけでも出塁は飛躍的に増えます。とはいえ1番に鈍足を使うのは気が引けます。この場合は2番に走力のある打者を起用しましょう。併殺が減ります。2.4番が鈍足なら、、、それは野手のトータル能力が低いので機動力は諦めてホームランによる効率いい得点を目指しましょう。お股ニキ本によるとホームランの多いチームの方が同じ総得点でも0点という事が少なくなるそうです。


3番5番は1.2番の走力を見て選びます。併殺にならないような打線を組むといいでしょう。バントやゴロ打ち進塁打は得点期待値を下げてしまいます。併殺のように目立ちませんが長期的にはマイナスになる見えないミスです。

走力に差がなく考慮しなくていいなら、4番の出塁率をリーグ平均.320-.330と比べて十分に高ければ5番にいい方を。並・それ以下なら3番にいい方を置くといいでしょう。


6番7番は長打と出塁をジグザグに組むと良いでしょう。セリーグの場合DHがありません。投手9番が一般的ですが1番の長打率が高い場合や打撃はイマイチだが走力は一流の打者がいる場合、5.6.7番の出塁率が低く7番の長打率が高い場合投手8番でもいいでしょう。MLBの統計だと投手の打順は8でも9でも大きな差はありません。


打順の決定方法に従って打順を決めます。守備力は考慮せず。

例ベイスターズ

最初に2人の最強打者(8/7.20打席以上)

オースティン(長打/出塁/Spd/.627/.393/4.17)
佐野恵太 (長打/出塁/Spd/.544/.428/1.54)

いきなり難しい問題が来ました。が、オースティンも相当高い出塁率を誇るのでここはオースティン2番、佐野4番で。

次の3人の打者ですが、中井神里は20打席少々となるので除外。2人とも調子がいいので年間を通すと入るかもしれません。

梶谷 (長打/出塁/Spd/.509/.374/3.62)
宮崎 (長打/出塁/Spd/.518/.354/0.33)
ソト (長打/出塁/Spd/.468/.360/.084)

1番は梶谷。ちなみに神里は出塁率.440でオースティンがいない中ベイスターズが好調なのはここが理由。

3番、5番は佐野の出塁率がチームトップの為宮崎5番、ソト3番。

6番は出塁長打ともに優れる神里、7番中井とはさすがに守備位置上出来ず柴田。左投手なら守備力差し引いても倉本中井の方がいい。8番は伊藤。あと1打席あれば高城が6番。捕手は守備力が数値化出来ないからベストは分からない。フレーミング(ストライクにする捕球技術)の上手い戸柱でも8番9番なら。

とりあえず今の時点のスタメンは、梶谷オーソト佐野宮崎神里柴田伊藤投手。

中井神里がOPS1.000に迫る絶好調。そこにオースティンが帰ってきた時は、中井ショートスタメンで

神里オー梶谷佐野宮崎ソト中井高城捕手。

この打線は強い!守備貢献含めたWAR(勝利貢献値)は不明。