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100ショで店員さんには質問してはいけないのか?

2023年7月、夫が肩を痛めて手術、入院する予定となり、タオルとか下着とかいろいろに名前をつけるためスタンプを買おうと思った。
私はタオルとかシーツとか掛け布団カバーとか枕カバーとかが大好きで、厳選して購入しているので、その大事なリネン類に名前!!!とか無理!と、一日くらい考えた結果、インクなら洗濯しているうちにだんだん消えていくでしょ、と結論が出た。
それに私の下手な字で、「鈴木翔(仮名)」とか名前を書くよりは「K,Suzuki」のほうがずいぶんましな雰囲気になるんじゃないか、と思わない?
以前、実母が入院したときに、やっぱりタオルに名前を書くように言われて、パニックになりうっかり子供用に買って余っていた「アイロンでつけるお名前テープ」をタオルとかいろんなものに貼った結果、退院したあと剝がしてもべたべたでへこんだことがあるので、同じ過ちはしないのだ。

しかし、お名前スタンプをググったらそもそも大人を想定しているものではなく、幼稚園とか小学生用ばかりで、変にカワイイし意外に高いので驚いて、メルカリならあるかな?と探したけど、やっぱり子供用しかなかった。
あきらめきれず、いろいろ探していたら、100ショでシンプルなのが売っているのが分かったので、試しに買ってみよう、もしダメでも100円だしね、と早速買いに行った。

結構広い店内を探して回った。ありそうな場所は、文房具、ハンドメイドあたりかなと結構さがしたけど見つからず、ちょうど近くで商品を補充していた店員さんに声をかけた。ふと、以前の洗濯機置台キャスター付きのおじさんが頭をよぎったが、この店員さんは、ちょっとヨレたエプロンのいかにもパート歴が長そうな人だったので、今回は大丈夫だと思った。

「すみません、もしご存じでしたらですが「お名前スタンプ」ってどこにあるのか教えてもらえませんか?」
「お名前スタンプ?えーっと見たことないですよ、ナイです!(ビシ)」
「あ、でも取り扱いはありますよね?」←私のネット情報
「は?じゃあ文房具の担当に確認してきます」
私はうっすらと後悔しながら遠ざかる彼女の丸い背中を眺めた。

もうあきらめて帰ろうかなと思った頃、彼女はゆったりと歩いて戻ってきた。
「担当に確認しましたが、ないです(ビシっ)」
しかし、この対応に信用しきれない雰囲気を感じて、私は彼女にお礼をいったものの、さらに店内を探した。そして、数分後「お名前スタンプ」を見つけてしまった。
正直イラっとした。

1,さっきの彼女にイヤミを言う
2,本社にクレームメール
3,webの口コミに書く

どうしようかな、と一瞬考えて面倒になってレジに行った。レジには彼女はいなくて無事に「お名前スタンプ」とnoteのネタを手に入れて私は家に帰った。

なんで私は二回もこんな目に合うのか?運が悪いのか?
店員さんに位置を教えてほしいとお願いするのは、もしも店員さんが知っていて教えてくれたらラッキーくらいに思っているので、店員さんが「分からないですー」と言ったら「そっかーもうちょっと探そう」または「そっかもう帰ろう」とか思うだけで、「ナニーっ店員のくせに知らないなんてどういう教育受けてんだ!」とか怒ることなんかないし、当然クレームもしないのに。

私の圧が強い?それとも探し物が珍しすぎる?←確かにw
でも、分からないのを「ありません!」っていうのはやめてほしい。ウソはだめでしょ。

あの店員さんに聞いてみたい。謝るのがいやなの?
店舗内のことを客に聞かれて分からない場合、どうしても「すみません」をつけないといけないような感じあるもんね。
さすがに威張って「その商品、店内にあると思うけど、どこにあるかはわからないですっ」とも言えないしね。
流れとしては
「すみません、商品の位置は分かりかねます」
「えっ?調べてください」
「少々お待ちください」からの「こちらでございます」
謝っちゃったらなんか知らないのが悪い、調べないといけない!って流れだもんね。
一点売って粗利数十円だろうし、10分(時給1000円としたら166円の人件費)かけるよりは、「ありません!」以上終了のほうが効率的だしね。

これってもしかしてマニュアル的な対応なの?という考えが浮かんでしまい、すっかりやる気がなくなったので、100ショの店員さんに質問するのはやめようと思った。