見出し画像

喜六庵の「あくびの稽古」にお付き合い下さい その十六

独断と偏見の1980年 Part.3

定期購読編

 Part.1とPart.2で、1980年一年間に観たり、聴いたり、読んだりしてきた覚書から投稿しました。この80年は、韓国・光州事件、モスクワオリンピック不参加、イラン・イラク戦争勃発、ロナルド・レーガン大統領当選、ジョン・レノン銃殺事件、静岡駅前地下街爆発事故、かなり記憶に残っている一年でした。そこで、この一年の文化状況データを保管してきました。
 当時、定期購読していた月刊誌、季刊誌もありましたので、こちらも投稿させていただきます。いずれも、まだ断捨離出来ず保管してあります。

「東京かわら版」

「東京かわら版」昭和55年2月号から7月号

 1974年から発行されている都内の寄席・演芸場・ホール落語、自主勉強会、伝統芸能のイベントなどの情報誌で、毎月28日に発行されてます。現在は、(有)東京かわら版からの発行、当初の表紙は林家正楽師の紙切り、題字は橘右近師の筆によるものでした。 1月28日 昭和55年2月号「インタビュー 金原亭馬生師匠」 2月28日 昭和55年3月号「インタビュー 三遊亭円弥師匠」 3月28日 昭和55年4月号「インタビュー 末広亭お孫さん 北村幾夫」 4月28日 昭和55年5月号「インタビュー宝井鶴州・宝井琴鉄・宝井琴僚」 5月28日 昭和55年6月号「インタビュー 桂小南師匠」 6月28日 昭和55年7月号「立川談志師 浪曲を語る」 7月28日 昭和55年8月号「立川談志師 浪曲を語る(続)」 8月28日 昭和55年9月号「インタビュー 林家正蔵師匠」 9月28日 昭和55年10月号「インタビュー 三遊亭小遊三・雷門助三・三笑亭夢二・三遊亭栄馬」10月28日 昭和55年11月号「インタビュー 宝井琴梅師匠」11月28日 昭和55年12月号「インタビュー 澤村藤十郎丈」12月28日 昭和56年1月号「インタビュー 林家彦六師匠」

「東京かわら版」昭和55年9月号から昭和56年1月号

「落語界」

「落語界」No25~No28

  1974年2月から1984年5月まで、深川書房から季刊誌として発行されていた、主に東京落語界の情報誌でした。
 2月  1日 昭和55年2月新春号・No25「三遊亭圓生追悼特大号」
 5月  1日 昭和55年5月薫風号・No26「林家正蔵芝居噺考」
 8月  1日 昭和55年8月盛夏号・No27「特集・東西若手落語家122人全集」
11月  1日 昭和55年11月晩秋号・No28「さよなら東宝名人会」
12月10日 別冊落語界「愛蔵版・落語家総覧」

「落語」

「落語」 第3号~第6号

  1979年8月から2008年7月まで、弘文出版から季刊誌として発行されていた落語界の情報誌で、「落語界」よりは上方落語界の情報量が多かったです。    2月  1日 1980冬号 第3号「六代目三遊亭圓生特集」「特別座談会 四天王、円生師を語る」
  5月  1日 1980春号 第4号「特別座談会 四天王、円生師を語る2」
  8月  1日 1980夏号 第5号「特別座談会 四天王、落語の今と将来を語る」「特集 上方落語は今 蠢く獅子たち」
11月  1日 1980秋号 第6号「特別対談 落語への招待」「特集 真打に迫る若手たち」

「上方芸能」

「上方芸能」 64号~68号

  1968年4月から2016年6月まで、大阪市内で季刊誌として発行されていた上方の芸能情報誌、歌舞伎、能・狂言、義太夫、文楽、人形浄瑠璃、上方舞、落語、漫才、喜劇、など「上方芸能」の教科書であり参考書でした。私は、
1976年1月の第44号から定期購読、最終の第200号まで購入しておりました。復刻版とバックナンバーと合わせて全号を保管しております。大阪市内、京都市内でのゼミナール、実演と講義の受講など特別会員として参加しております。
 1月10日 64号「特集 大阪の文化と芸能〈付・台頭する教養文化産業〉」
 3月10日 65号「特集 関西の邦楽界 そのすべて」「一芸の時代へ」
 6月10日 66号「特集 関西の大衆演劇・その光と影」
 8月10日 67号「特集 三家鼎立へ盛り上る関西狂言界〈付・現代関西狂言名簿〉」
11月10日 68号「特集 上方落語 新たな地平へ」

「プレイガイドジャーナル」

「プレイガイドジャーナル」 第103号~第108号

 1971年7月から1987年12月まで、大阪市内で発行されていた近畿圏の月刊情報誌。イラストレーターの南伸坊、いしかわじゅんが参加していました。コラムなどの執筆に、井筒和幸、香川登志緒、川崎ゆきお、豊田勇造、中島らも、蛭子能収、北村想、内田春菊、鴻上尚史、漫画には、いしいひさいち、ひさうちみちおなど多数が参加されていました。
1月5日 第103号「フリーマーケット年間保存版」
2月5日 第104号「特集 まんが70・年代記」
3月5日 第105号「ルポ 自主制作レコード」
4月5日 第106号「ズームイン 女子プロレス」
5月5日 第107号「ホット・ピープル 桂枝雀」
6月5日 第108号「ホット・ピープル ひさうちみちお」
7月5日 第109号「ホット・ピープル 北村想」
8月5日 第110号「ホット・ピープル きたむらあきこ」
9月5日 第111号「ホット・ピープル 北京一」
10月5日 第112号「ホット・ピープル 斎藤晴彦、新井純」
11月5日 第113号「ホット・ピープル バディ・フィールド」
12月5日 第114号「ホット・ピープル 椎名誠」

「プレイガイドジャーナル」 第109号~第114号

「暮しの手帖」

 私は、約52年前、高校二年生の頃、高校の図書館内で初めて手に取りました。それからの愛読書でバックナンバーも含めて、1977年10月1日発行の第2世紀の第50号から保管してあります。
2月1日 第2世紀64早春号「ランドセルをやめて13年の西宮市」「東京都開拓団能代拓友組合」「小型のガス湯沸器をテストする」
4月1日 第2世紀65春号「この夏ナスを植えてみませんか」「ハブラシで入歯になるのを防ぐ法」「電気掃除機をテストする」
6月1日 第2世紀66初夏号「原付自転車はあぶない」「電気釜をテストする」「小さいこどもにピーナッツはこわい」
8月1日 第2世紀67夏号「サラリーマン43人自分たちでつくった自分たちの家」「二槽式センタク機6種をテストする」「おいしい麦茶を飲むために」
10月1日 第2世紀68秋号「大地震が心配な人のために」「圧縮鍋8機種をテストする」「プラスドライバーその買い方と使い方」
12月1日 第2世紀69冬号「空きカンと戦う京都の人たち」「石油ファンヒーターをテストする」「たかがワインのコルク抜きといいますが」

「暮しの手帖」 64号~66号
「暮しの手帖」 67号~69号



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?