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2023年2月にクリアしたゲーム

 2月にクリアしたゲームたちです。9本。


looK INside - Chapter 1

プレイ時間:3時間
 屋根裏部屋で見つけた一冊の本から家族のことを知っていくポイントアンドクリックアドベンチャー1作目。味のあるイラストで描かれた世界をのんびり探索するのはとても楽しかった。うまく仕掛けが作動すると嬉しい。黒歴史を知られてしまったラファエルくんの今後が心配。そんな雑感。
 ヒントが薄いし、見つけたときの納得感もないことがあるのであんまりいい謎解きじゃないかもしれないけれど、絵が好きでのんびり探索したいならオススメ。
 家系図に絵を嵌められないことがあったけど、わたしの環境ではゲームを再起動したら直った。


Hi-Fi RUSH

プレイ時間:12時間
 カッコイイ音楽にノりながら進んでいくリズムアクションゲーム。カートゥーン調っていうのかな、鮮やかな色合いかつポップな絵柄の世界で勢いのあるストーリーを駆け抜けるのがとっても楽しかった。
 アクションは苦手、リズムゲームは好きだけど得意じゃないという状態で、悩んだ末ノーマルでゲームスタートした。ボス戦でたくさん死んだし、ボス戦じゃないところでもそこそこ死んだり落ちたりしたけど、基本的にリトライポイントが死んだ位置に近いので諦めずに最後まで出来た。ボスで形態変化があったときなどは変化後からリスタートだし、ゲーム下手にやさしい。
 ジャンプの飛距離が直感よりだいぶ短くて、それは最後まで慣れなかったな。良いシーンでもいっぱい落下しちゃった。それもリトライがすぐだから全然気にならなかったんだけど。
 序盤、主人公の性格がけっこう嫌な感じで、仲間とも衝突しがちだし抵抗があったんだけど、徐々に主人公も仲間もお互い丸くなって馴染んでいって、最終的にいいチームになってて素敵だった。いいストーリー。ストーリーにあわせた音楽ももちろん良くて、とくに終盤の盛り上がりが最高だった。


SEASON: A letter to the future

プレイ時間:9時間
 美しい景色の世界を旅して、写真を撮って、人々の話を記録していくロードトリップアドベンチャー。
 起動して動作テストした時、映画の導入みたいなムービーが流れて、一瞬で引き込まれてしまってゲームやる順序が崩れたのはいい思い出。
 じんわり胸に染みるような作品を前に金の話をしたくないんだけど、2800円ってどういうこと? ほんとに? このクオリティで? ストアのスクリーンショットを見て貰えればわかる通り映像はとても綺麗。音楽も心地いいし、鳥のさえずり、川のせせらぎ、木々のざわめきみたいな環境音もしっかりと再現されている。しかもフルボイス。2800円ってほんとに? 安すぎじゃない?
 とはいえこのテイストの作品が流行りにくいのも確かなので、比較的軽く手を出せる金額で売られてるのは良いことだとも思う。みんな軽く手を出してくれ……。
 自転車に乗って坂を下りながら風を感じるのが楽しかったし、そうやってスイスイ進みながら綺麗な景色を見つけたところできゅっとブレーキをかけて、自転車から降りて写真を撮るのも楽しかった。
 個人的に、現実世界で一人旅をしたときに周り見ながらうろうろして綺麗な景色を見つけたら他人の邪魔にならないように立ち止まって、時にはアングルを探して引き返してから写真を撮って……というようなことばかりしているのだけど、このゲームではゲーム内でそれと同じ事が出来て本当に旅をしている気分が強かった。
 もっと色んな景色の中でこの感覚を味わいたいので次回作も出て欲しいな。
 ストーリーはホラーとかでは全然ないんだけど、世界観全体から漠然とした不安というか、消えていく季節に対する感情がずっと漂っていて、温かいシーンもあるけど温かみに浸りきれないというか……癒しだけを求めるのは難しい感じの話かもしれない。景色にはたくさん癒やされるんだけど……。


Potion Permit

プレイ時間:15時間
 かつて薬師によって村の環境を破壊され、都からの薬師派遣を拒んできた村で、唯一の薬師として奮闘するお話。
 森に行って素材を集めて薬を作り、診療所にやってきた村人を診察して治療するゲーム。
 体感9割が素材集めだった……。診察や治療、薬作りが楽しそうだなと思ってやり始めたので、最後までゲームに要求されることとやりたいことのペースが合わなかった。残念。まだ出来ることありそうだけど、村人と和解して薬師としての最終試験に合格したところで終了にした。
 採集に熟練度とかがあってだんだん素材採集の数が増えるとか、もっと金策の手段があるとかだったらやり込みまで楽しめたかも。絵がすごくかわいかったし薬作りのパズルや診療の謎ミニゲームも楽しかったので本当に惜しい。


Monument Valley 2: Panoramic Edition

プレイ時間:2時間
 エッシャーのだまし絵みたいなパズルゲームの続編。
 慣れたからか、それとも難易度が下がってるのか、1よりもさらに簡単に感じた。リラックスパズルだ(と思う)からこれでいいのだ。
 隠し実績だけノーヒントすぎてSteamガイドに頼った。


ASTRONEER

プレイ時間:27時間
 星を探険するゲーム。友達と4人でやってエンディングまでプレイ。
 攻撃してくる植物はあるけど追ってくるタイプの敵はなく、昼夜はあるけど眠る必要もなく、サバイバル系ゲームのストレス要素を撤廃したようなゲームで心地よく遊べた。操作が独特で慣れるまで結構かかったけど楽しかったな。自然の景色が綺麗だったし、惑星生物たちがかわいかったのもよかった。


2064: Read Only Memories

プレイ時間:8時間
 部屋に突然やってきた自立思考型AIとともに、彼の制作者でもある友人の誘拐について調査するサイバーサスペンスアドベンチャー。
 Va-11Hall-Aと世界観を共有してるみたいだけど、あっちが人間模様に寄ってるのに対してこっちはかなり社会派寄りかも。
 AIのチューリングくん、聞かれたことに答える時知識自慢できるのが嬉しくてドヤり気味だし、かと思えば拗ねて質問に答えてくれないこともあるし(そのぐらい自分で調べろって言ってくる)ショックを受けて子どものように苛烈に怒ったりへこんだりする。かなり人間寄りのAI像だったなという印象。その感情自体に悩むシーンとかもあって面白かった。
 チャドとオリバーのふたりがかわいくてよかったな。
 UIがあまり好みじゃなかったのと、既読スキップとかが多分ないのとで周回する気になれないんだけど、一周目で多分一番良いエンディングを見られたしこの世界を充分味わえたと思うので満足しておく。


違う冬のぼくら

プレイ時間:5時間
 友達必須のアクションパズルゲーム。画面に映っている物が違う状態で、おしゃべりしながら解いていく。
 パズルとしては、思ったよりちょっと難しかったけど難しすぎるってほどではないぐらいの難易度。どちらかというとアクションの方がシビアだったかも。ジャンプけっこうキワキワだし、そこそこ急がされる場面もあるし。
 一周してまた別の人を見つけたら二周目……と思ってたけど一周目の人と二周目の人が同時にプレイすると楽しさ激減しそうだったので、二周目は諦め気味で済ませておこうと思う。面白かった。


Later Alligator

プレイ時間:5時間
 ファミリーに狙われてるから助けて! って言うpatくんのために、ファミリーたちから話を聞いて真実を突き止めるお話。
 ゲームとしては、ファミリーにお話を聞くついでに頼み事をきくという体でいろんなミニゲームをクリアしていく感じ。種類が多くて楽しい。突然乙女ゲームが始まったときは笑っちゃった。
 一周目はただただかわいいお話で、家族のバッジを全部集めようと思い立って二周目やったらミステリー展開になってびっくりした。三周目で真相がわかる。家族のバッジも、ミニゲームによっぽど失敗しすぎなければ多分三周目で揃うかな。
 ワニワニがおばかでひたすらかわいかった。

 英語読めないのでこちらの有志翻訳のお世話になりました。言葉遊びなども多いだろうワニたちの台詞を楽しく軽快に訳してくださってます。深い感謝。https://twitter.com/mme62939094/status/1592081150310318081



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