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上手くは書けないと思うけど、読書記録を書いてみます。「赤と青のガウン-オックスフォード留学記-」

 こんばんは。

 今日は読書記録の記事を初めて書いてみます。というのも、先日こんなツイートをしました。


初めに

 積極的に(大学関連ではない)本を読む時間が取れていなかった中で、先ほど三笠宮彬子さまが執筆されたPHP文庫の「赤と青のガウン-オックスフォード留学記-」を読み終えて、この読書体験をぜひnoteに書いてみたいと思いました。何せ私は記憶力が弱い。卒研申請準備そっちのけで、早速書いていきたいと思います。

 彬子さまはオックスフォード大学で博士号を取得されました。専攻は日本美術です。実際にロンドンの大英博物館で精力的にボランティアをなされていたり、学会に参加するために1人でヨーロッパの国々をご移動されることもあったそうです。博士号を取得されるまでの日々を、学業だけではない私生活の部分まで垣間見ることができます。とても面白い本でした。

 この本に興味を持ったのはYouTubeがきっかけです。確かめざまし8のチャンネルに彬子さまへのインタビューが投稿されていました。なぜ興味を持ったかというと、彬子さまの語り口にとても上品さを感じて、是非この本を読んでみたいなと思いました。

人と関わるという事の豊かさを感じた

 Amazonなどの口コミで出てくるように、皇族である彬子さまがイギリスで体験なさったエピソードは、彬子さまの人柄を感じさせられるようなものばかりで興味深いものがありました。特に私が共感させられたのは、彬子さまの学業にまつわるエピソードの数々です。

 オックスフォードに入学されて、素晴らしい先生方と出会って厳しく指導してもらうシーンや、一緒になって作業を行うシーンは彬子さまにとってとても活き活きとしていて充実したものだったのではないかと思います。指導教授の方と美術館で貴重な絵を倉庫で発見して、一緒に広げて、その後それが展覧会で飾られたと書いてありました。通信制の大学に通う一般人の私であっても、自分の考えや問いに誠心誠意答えてくださったり、時に対等な立場で協働してくれる先生の下で学ぶことができる有難さを感じるのです。だからこそ、彬子さまが経験してこられた日々に共感することができるのだと思います。

 私は通信制の大学に通う大学生でもあるし、と同時に統合失調症で闘病している身でもあります。精神疾患に罹患すると、人との関わりを持つ事や保つ事が非常に難しくなります。私がこの本を読んで一番感じたのは、人と関わりを持つ事が自分を豊かにしてくれる事もあるんだという事でした。この留学記はたくさんの人が出てきます。その方々が彬子さまの心の支えになったり、彬子さまの可能性を広げてくれたりするのです。勿論、彬子さまの人柄や才能がそうさせているのは重々わかっているつもりです。それに加えて、この留学記に載らなかった人なども大勢いると思います。例えばカフェの店員さんの1つの接客に心が洗われた経験は皆さんにはないでしょうか?必要な存在、例えば家族や親しい友人などとしか関わっていなかった私が、もっと様々な人と関わりたいとこの本はそう思わせてくれました。

終わりに

 私はもともと大学院進学や、海外で勉強をすることに対して大変関心を持っていましたが、この本はその関心も満たしてくれるし、前述のように彬子さまの人柄をとてもよく感じ取ることが出来ました。むしろ後者の方が強かったかもしれません。

 本を読むと、毎回私にはまだ知らない事がたくさんあるんだなと思わされます。今回初めて皇室の方の書籍を読んで、皇室の事を調べて勉強したいと思いました。将来イギリスにも絶対に行きたいです。それに元々美術にも興味があったので、美術に関する歴史についても興味を持ちました。

 初めての本格的な読書記録を書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?今日はこの辺で終わりにします。私のせいで紹介した本を読みたくなくなったと思われたくなかったのと、著者の彬子さまや出版社の方にとにかく失礼がないように書きたいと思いました。どうだったかな…。不安ですね。また本を読んだら、時間がありそうなときに定期的に読書記録を書きたいと思うので、ここに戻ってきてくれたら嬉しいです。

 それではまた。 

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