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卒業研究の申請に挑む。6月編

 こんばんは。

 今日は「卒業研究の申請に挑む。6月編」です。


4月の私に教えてあげたい、大きな失敗。

 大きな失敗とは、4月から統計と調査法を同時並行で勉強して、結果的に統計に時間をかけすぎてしまったことです。調査法は統計に比べて簡単だからと後回しにしてしまいました。難しいことを先に片づけることは間違っていませんが、卒業研究履修申請の研究計画書を書くにはどうしても調査法の理解が必要だったんです。6月になって、研究のテーマはつめられても、それをどのように調査するかが見えてこないため、先生に事前に質問することができない事に気が付きました。

質問箱を利用する

貴重な質問の機会、苦悩する。

 実は、6月1日から卒研履修申請のための質問箱が始まっています。質問する機会は2回あって、2回目は8月の申請が通った人限定のため、履修申請のために失敗できないのがちょうど1回目の今なんです。研究テーマや、指導教員、研究の進め方などを質問できます。

【追記*ガイダンスに参加して聞きました】どうやら質問は、期間中何回でも出来るみたいです。(7月もう1回送ってみます)

 質問をするのに、研究テーマと質問したい指導教員、質問の内容(選択式)をとりあえず決めなければなりません。私は研究したい大まかなテーマはありましたが、焦点を絞ってこれという研究テーマがなかなか決められなかったというかわかりませんでした。しばらく、それで落ち込みました。

 卒業研究申請の質問箱の利用は、郵送とWebの両方があります。私は今回Webで提出しました。必要項目が9個あって、「①学生番号」「②氏名」「③メールアドレス」「④所属コース」「⑤研究したい学問分野」「⑥検討中の研究テーマ」「⑦質問したい教員名(またはコース)」「⑧質問内容」「⑨質問本文」を選択or記入します。

 質問内容が2つになってしまったので、「⑧質問内容」の選択をどうしようかは悩みどころでしたが、結局はテーマが研究に値するかどうかをまず知りたかったので、「研究テーマについて」という項目を選択しました。現時点でより近い項目を選択するのが大事です。

質問送付した。燃え尽きる。

 テーマを設定できてから、気持ちがだんだんと楽になりました。質問の作成もそこからは早かったです。家族は研究テーマに関しては専門外なので、祖母のリハビリでお世話になっている作業療法士さんに「こんなテーマを考えてみたのですが、どう思いますか?」とリハビリの帰り際に少し聞いてみました。「(今聞いた限り)だんだんと、あなたの関心事や学んでいることに近づいてきたのではないか。」と言ってくれました。それを聞けたとき、このテーマで質問を出してみようと思いました。家族には、文章でおかしいところがないかを校正してもらいました。

 そろそろ質問を出してから最初の週末を迎えますが、少し燃え尽きてしまった感じがします(もちろんそんなこと言っている場合ではないのはわかっています…。)。単位認定試験のための勉強も手につきません。ゼミや対面でやりとりするのが少ない分、先生に質問を送るのはとても負荷の高い作業なのだなと思います。答えてくれるかなとか、質問内容が妥当なのかなとか ドキドキですね。なんとか進みだせればいいなって思っています。でも軸が決まった感じもあるので、これからが楽しみに感じる部分もあります。

質問箱の回答が来た!!!(1週間たたずに)

 質問箱の回答が届きました。1週間から2週間かかると書いてあったのですが、とても早く回答を頂けました。私は質問箱が始まってから1週間以内に質問を送っていました。私が住む地区で行われる卒研ガイダンスがちょうど6月中頃からスタートだったので、そこから質問を送る人が殺到するだろうなと思いました。ガイダンスを待っても良かったのかもと思いましたが、結果的に正解でした。

 回答を読んだ時の嬉しさにはしばらく浸っていると思います(決して褒められたとかではない)。教授も自分のお仕事がある中、参考になる回答を迅速に送っていただきました。教授の貴重な時間を私のために使っていただいたことが嬉しかったです。卒業研究を履修したいと思っている方は、申請する年の行われる質問箱は必ず使うべきです。テーマが妥当か、申請書を書く上でさらにどんなことをやっていくべきかが明確になるはずです。

 質問箱を利用したことで、研究計画を作るための道筋が少し見えました。ここから8月までにやるべきことを決めていきます。かなり具体的になってきました(これで申請落ちたら悲惨)。

質問箱を利用した後

申請書を提出するまでのTO DOリストを作る。

 質問に対する回答を受け取ってから、具体的に何をすべきかが見えてきたので、残りの6月や7月で何をするかをリストにまとめました。計画を立てることが苦手なので、これであっているかどうか若干不安ですが…。卒論の書き方の本も味方にして、着々と進めていきます。

論文を読むことに慣れてない!!!(6月13日)

 TO DOリストを作って、1つ目の作業に取り組みました。論文を読むことです。さくっと読んで、単位認定試験の勉強をしようと思ったら、論文を読むのに時間がかかってしまいました。夕方に読み始めてご飯などを挟み、読み終わったのが22時くらい。どうなんでしょうか。早くなるものなのかな~。早ければいいという事ではないことはわかっていますが。少しずつ慣れていくものなのかと思っています。

ガイダンスに参加した!

 6月15日に文京学習センターの卒業研究ガイダンスに参加しました。結論から言うと、これから卒研をやりたいと考えている人に伝えたいと思うのですが、卒業研究をやりたいと考え始めた時点でガイダンスにぜひ参加してください。文京の担当は心理と教育コース所属の教授でした。私の関心分野とは違う先生でしたが、研究の流れ、研究計画書の書き方、文献の検索の仕方をどの関心を持つ人にも対応できるようにお話しされていました。

 また一歩進んだ気がしました。まだまだ卒業研究の全体像がつかめていない私でしたが、たくさんのヒントが得られました。教授がおっしゃった「先行研究がないなんてことはない」は、私にとっては格言になりました。今日のガイダンスには60人以上の参加者がいました。提出まで6か月という時間的な制約の中で、研究をしていかければならないという卒研の厳しさも目の当たりにしたような気がします。

研究計画書の骨組みを完成させた

 とにかく時間がないない!と言っていてもしょうがないので、パソコンの前に座り、システムWAKABAで配布されている研究計画書の事前フォーマットに研究計画を打ち込みます。研究計画は1200字程度書く必要がありますが、最初は400字しか書けませんでした。ですが、これを書いている6月29日現在は、1100字程度まで書くことができました。

 書いたものは、家族とAIに添削を依頼しました。家族には、文章の校正だけでいいからねと言っていたのですが、全く私のテーマについて知らない視点から研究計画書の審査者が疑問に思う事を考えてくれました。その後、2時間くらい書き直しを施してAIに添削を依頼してみました。使用したのがEdgeのCopilotです。無料で使えるのであまり信頼しすぎないようにしていますが、テーマ設定はOKで具体性を数字などを用いて説明するようにと言われました。後、家族とAIが同じ指摘をしている部分があって、そこは必ず改善しなければならないところなんだと痛感しました。

 今回完成させた研究計画書の骨組みを、所長面談で提出して意見を頂戴します。研究計画書の枠はできたので、7月は質問箱を利用しながら、内容の質を上げていきます。

まとめ

 6月に多くのことをこなしたので、6月がなかなか終わらないなと思っていました。5月なんてあっという間に終わったのに。6月に質問箱や、ガイダンス、所長面談のアポイントメントを取る作業をして、だんだん卒業研究の存在が近づいてきたという感覚が芽生えてきました。今回書いた内容に加えて、文献リストや論文を読む環境の整備も行ったので、7月からの作業が少し楽になると思います。

 卒研履修申請集中モードはいったんお休みし、来週からは単位認定試験の対策を始めたいと思います。

 それではまた。



 


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