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10cm(シプセンチ)日本公演に向けて ライブ定番曲の紹介① ~OST編~

こんにちは。
前回の記事の最後で、10cm(シプセンチ)が日本公演を控えていることに触れました。
公演はいよいよ2週間後。8月10日(土)に迫ってきました。

日本公演は約1年ぶり。1年前の自分と同じように、「チケットを買ったはいいけど、どんな曲を聴いていけばいいのか分からない…」という人もいるかもしれないと思い、コンサートで歌われそうな代表曲を紹介したいと思います。

まずはOSTから。

10cmのライブに行く日本の方はOSTには馴染みのある方が多いと思うので、できるだけ簡単に…と思っていたのですが、結構長くなってしまいました。ということでオリジナル曲編と二つに分けました。

(ちなみに本国のライブではOST曲はあまり歌われないので、厳密には「ライブ定番曲」ではないのですが、日本のライブで歌われそうな曲、ということで紹介しています。)

※ 動画を一つ一つ見る時間がない方向けに、最後にOSTメドレーの動画も紹介しています。

オリジナル曲編はこちら↓↓↓

OST編

①봄눈(Spring Snow)②고장난걸까(Tell Me It's Not a Dream)

2024年上半期の韓ドラといえば、「ソンジェ背負って走れ」「涙の女王」の2作が特に話題になりました。僕自身も夢中になり、毎週、配信日が待ちきれない思いでした。
この2作両方のOSTを担当した唯一の歌手が10cmです。
さすが「涙の女王」ならぬ「OTSの王」だけありますね笑

2曲とも10cm×OSTのイメージどおりの素敵なバラードです。
日本でもドラマが大人気だったことは当然、10cm側の耳にも届いてるはずなので、今回のコンサートでこの2曲は演ってくれるのではないでしょうか。

③우연인 듯 운명(But It's Destiny)(偶然のような運命)

続いては2019年から2020年に放送された「愛の不時着」のOSTであるこの曲。
「愛の不時着」は韓ドラ界ではもはや説明不要というべき人気作ですね。
特に日本での人気ぶりは他国と比べてもすごかったようで、OSTのCDも日本版が発売されていて、日本語タイトルも設定されています。


個人的には、初めて観た韓国ドラマが「愛の不時着」で、そこから韓ドラに一気にハマっていきました。
韓国の音楽を聴くようになるのはそれからしばらくしてからになるのですが、当時から「10cm」という不思議なアーティスト名と独特な声は印象に残っていました。

この曲はOSTの1曲目(CDでも1曲目に収録)という扱いになるのですが、初めて観た韓国ドラマのOSTの1曲目が10cmだったなんてまさに「偶然のような運命」だなと思うのでした…笑

④내 눈에만 보여(My Eyes)

これまた説明不要の人気作、2016年に放送され、今では殿堂入りの感すらあるドラマ「トッケビ」のOST

トッケビのOSTといえば、Crushさんの「Beautiful」などバラードの印象が強いですが、この曲は軽快な感じで、主人公の二人(トッケビとウンタク)がカナダを歩いているときなどによく流れていました。

肩の力が抜けた曲で、良い意味でOSTっぽくないなと思っていたのですが、それもそのはずで、これはOSTには珍しく、10cm自身による作詞作曲なのです。オリジナルアルバムの中に収録されても違和感のない曲な感じですよね。

⑤서랍(Drawer)

2021年に放送された「その年、私たちは」のOSTで、主題歌のような扱いでした。
日本語に直すとタイトルは「引き出し」
10cm本人によると、「自分が歌ったOSTの中で一番愛されたのがこの曲」だそうです。


最初は「変わったタイトルだなあ」という印象で、そこまで聴き込んでもいなかったのですが、ある日、歌詞の意味を知ってから一気に好きになりました。サビの一節だけご紹介…

낡아진 서랍 속에서(古びた引き出しの中に)
작았던 서롤 기억해(幼かったお互いを覚えてる)
When I'm far from home
Always
떠올라 난 아직도(僕は今でも思い出す)
반짝이던 네 두 눈(輝いていた君の瞳を)

タイトルの「引き出し」とはそういうことだったのかと思いました。
ドラマの世界観ともぴったり合っていて、この曲が愛される理由がよくわかりました。

⑥나의 어깨에 기대어요(Lean On Me)

2019年に放送された「ホテルデルーナ」のOST 壮大なバラードです。 

ラストサビに入る前にロングトーンがあるのですが、ライブだとこのロングトーンをさらに伸ばし、リリース音源と比べると倍以上の長さ(体感)で会場に響き渡ることが多いです。
会場全体が圧倒されるようなあの雰囲気はたまりません。
10cmの歌唱力と歌声に浸ることのできる大好きな曲です。

⑦봄 to 러브(For Love)

2022年放送「私たちのブルース」OST
ドラマではある問題を抱える高校生カップルのテーマソングのような形で流れることが多い曲でした。

個人的には10cmのドラマOSTで一番好きな曲です。
たぶん10cmの歌声の中で一番好きな音域が多く使われているんだろうなと、ちゃんと調べてはいないですが、感覚的に思っています。
昨年の横浜のライブで聴いたときには、心地よすぎてこのまま天に召されるのではないかと半分本気で思ったほど…。

⑧(番外編)이 밤을 빌려 말해요(Borrow Your Night)

この曲は韓国のウェブトゥーン(WEB漫画)「Romance 101」のOSTとして2021年に発表された曲です。
ドラマやアニメではないので日本での知名度は他の曲と比べて低いと思いますが、本国では人気の曲です。

実は僕は10cmの全ての曲の中でもこの曲が一、二を争うほど好きでして…(For Loveを「ドラマOSTで一番好き」とわざわざ限定したのはこのため)
シンプルな演奏に乗せられた美しいメロディと甘い歌詞が、10cmの声にこれ以上ないくらいマッチしていると思います。

(公式動画ではないのですが、自分が日本語訳と一緒に聴いて一発で好きになったため、日本語訳が載っている動画を貼っています)

昨年の横浜のライブでも歌われ、今年初めの冬コンやアンコンでも聴くことができたのですが、いずれもメドレーの中の1曲だったので、いつかフルで聴きたいなと思っています…。

まとめ

ということでこの記事では、10cmが歌ったOSTの中でも特に人気の曲を中心に紹介してきました。
それにしても10cmのOSTでの人気ぶりはすごいですよね。
「トッケビ」「愛の不時着」「涙の女王」「ソンジェ背負って走れ」…担当したドラマを並べるだけでも、ここ10年くらいの韓ドラの歴史を辿れると言っても過言ではないラインナップ。
こちらは主なOSTのメドレーを披露した動画です。さらーっと歌ってるのが格好いい…!

OSTももちろんいいのですが、オリジナル曲も素晴らしい曲がたくさんあるので、ぜひオリジナル曲篇もご覧ください!


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