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合唱の形をした同人イベントーー副次的文化系合唱祭〜復宴〜私的レポ③

※こちらは、2021年の #副次的文化系合唱祭 について書かれた記事です。書いてる人の怠慢で、2022年9月に公開されてますが、内容は前年のことです。まあ、アーカイブと思っていただけると……すんません。

レポ①はこちらhttps://note.com/honeyname/n/n2cfe4d34ff4f

レポ②はこちらhttps://note.com/honeyname/n/nbc444327b286


2021.8.14に川崎市の麻生市民館にて開催された「副次的文化系合唱祭〜復宴〜Day1」に参加した私によるレポをお届けしております。概要は下のリンクへ

さて、レポ③は後半について書いていきます。

例によってこちらのTogetherまとめ https://togetter.com/li/1759765 も参考にしています。

Bブロック

B-1 なつほたる

「良い大人が大人げなくクラス合唱を歌う」をコンセプトに活動されているなつほたるさん。紹介文はお手紙風で、それだけでなんとなくエモい清らかさを覚えたり……。

1曲目「未来」

青空に向かって竹竿を立てた、という歌詞を晴れやかなメロディで歌われ、キレイなハーモニーで浄化されるかのような心地に。そう、これぞ正しく浄化枠。

2曲目「決意」

歌詞……歌詞が……!!状況も相まって、エモすぎやしませんか!!「未来への一歩を踏み出す」とか、本当にジーンときてしまいました。

3曲目「地球星歌」

なつほたるさんのステージ中、ずっと光る棒が青かったのは、3曲に共通して青空が出てくるからなんだなぁ。

とかぼんやり思っていたら、聞いているうちにこの歌は、今の状況にも重なる祈りの歌なのだと認識して、泣きそうになりました。なつほたるさん、本当に浄化枠としてふさわしい、心が洗われる演奏でした。


B-2 男声合唱団ザ☆シュビドゥヴァーズ

浄化枠の次に来ている時点で、運営からの評価が伺える……と勝手に思ってしまうくらいには、ジュビさんとの付き合いも長くなって参りました。

自らこんなこと言うって、盛大なネタ振りにしか見えないんすわ。そもそも公式サイトの団紹介すら怪文書だし。

という訳で、linoさんによるアナウスが始まったわけですが…これは……うまむす……おっと誰か来たようだ。

……失礼、失礼。うまナンチャラスレイヤーとか、聞いてませんよ?

そんなわけで1曲目「Jogio pero pero」(幼女ペロペロ)

まあ、なんかこう、謎の安心感がありますよね。

どんな曲か知らない方は、ニコニコ動画とかで検索すると出てきます。曲は良い曲です()

そして何事も無かったかのようにピッチパイプ

からの2曲目TVアニメ「旗揚げ!けものみち」より「闘魂!ケモナーマスク」!!!

筋肉自慢の筋肉が光るステージでしたねー。非人道的労働によって鍛えられし筋肉……。

歌声もそれに負けず劣らず。男声合唱!っていう力強さと楽しんでる!っていうなんか知らないけどキラキラした感じが……けっこう焼き付いてますね、脳裏に。

2曲終わったところで、ヨン様のMCが入りまして。

「先程ご紹介いただいたとおり、男声合唱団ザ☆シュビドゥヴァーズです」

えっと……?男声合唱団という言葉は今初めて聞いたような?

「(凍りついた会場の空気を指して)そうそう、合唱ってこんな感じだった」

……こんな感じになるのは、だいぶ特殊では。(しかし、副次的界隈だと稀によくある……気がする)

などと言いつつ、安定の話術で場内をわかせたMCを披露してくれた男声合唱団川島瑞樹さん(あれ?)そして次の曲へ……

3曲目「Angel Breeze」

シュビさんは、浄化枠だった……何を言っているか分からないかもしれないが、私も会場で聞いていてちょっと訳が分からなかった(こともない。本当に浄化枠という言葉がふさわしい美しい演奏でした)

からの4曲目「愛・おぼえてますか」

もうね、これはもう、やられましたよ。流れが完璧に美しい方向へ行っている。さすがですよ、ええ。なんか悔しいんですが、感動しないわけないんですよ、これ。ちくしょー!めっちゃ良いじゃねーか!!ってなっておりました。

そんな感動から流れるように「はしっこアンサンブル」を買える書店の情報宣伝になるあたり、やっぱりいつものシュビドゥヴァーズなのでした。

B-3 闇鍋合唱団

さてさて、この日の最後は闇鍋合唱団さん。(かなり個性的な)オリジナル曲を演奏する合唱団さんです!

linoさんによる団紹介にて「予算がないからピアニストを雇えないので、アカペラします!」とか言い出すこの感じ(笑)零細合唱団って、何をおっしゃるやら( ・∇・)

そんな闇鍋さんの1曲目「さけを」からの2曲目「乾杯の歌」の流れるような演奏

ものすごく迫力のある力強いハーモニー……で、酒を飲み始める歌詞なのが、ギャップありすぎて反応に困るw

「とりあえず生!」「乾杯!」「酒はガソリン」etc…パワーワードのオンパレード!

いや、この歌詞の合唱曲を良くぞあんな風に演奏できるな、と団員の腹筋に(二重の意味で)感心しました。

3曲目「ぱんつくったことある」

休符の位置に作為しかない名曲(迷曲)ですね?

パンを作る歌だと思ったら、なんか違いました。声出して笑えないのにこれを聞かされる身にもなってほしい(笑)

4曲目「同情するなら金をくれ」

ものすごくいい声で、「金をくれ!」って…まあ、お金があればピアニストが雇えますしね…?※この辺りから、上質な音楽と歌詞のギャップに脳内が混乱し、訳が分からくなってきました。

5曲目「さんびか」

いいぞ!(何がとは言わないが)という思いを美しいハーモニーの合唱で表現する楽曲です。最後の「もっとやれ」が美しすぎて、「うんうん。合唱はいいぞ!」という気持ちになりました。

講評

レポ① https://note.com/honeyname/n/n2cfe4d34ff4f にも書いた通り、今回の副次的文化系合唱祭には講評者が3人いらっしゃいました。Day1全ての団体の演奏が終了し、その方々からもお話を聞くタイムとなったわけですが…。

漫画「はしっこアンサンブル」の作者、木尾士目さんより「こんな世界があるとは知らなかったです。これは是非続けていっていただきたい」とのお言葉をいただいたのは、サブカル合唱界隈にいる身として、非常に嬉しいことでございました。

講評者の皆様、各団体の講評は用紙に記入されてたそうですが、聞きながら書くのって意外と難しいので、本当にお疲れ様でした。

おわりに

はい。そんなわけで、やっとこさレポを書き上げました。

えー、①は開催直後に書いてるので当時の熱量そのままな感じなのですが、いかんせん私の体力気力がすぐになくなるため、③まで完成させるのにえらい時間がかかってしまいました。その間に次の副次的が始まってしまうという情けない状態…(๑>؂•̀๑)テ

言い訳がましいのですが、③はもはや記憶も曖昧になっていて、Togetherを見て「あー、これはこんな感じだったかなー」で書いてる部分が多々あります。なので、実際に参加されてた方からすると、「いや、それは違うんじゃない?」ってところもあるかもしれません。そんな時は、コメントで教えていただけると、助かります。

さてさて。気づけば結構な長さの記事になってしまいました。ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

なお、2022年の副次的文化系合唱祭は8/20(土)クレオ大阪中央、9/18(日)海老名文化会館大ホール、9/24(土)麻生市民館での開催となります。

私はDay3にあたる9/24に参加予定ですので、懲りずにまたレポを書こうと思います。今度はなるべく早く書き上げたいなと思いますので、また読んでいただけると幸いです。

それでは、また次の副次的文化系合唱祭で!


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