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りばいばる#100 ハロウィンダンス in ダッチスクール

これは2017年10月14日にAmebloに投稿した記事の"りばいばる"です。

10月中旬、今週末から娘達の通う現地の小学校は秋休み?と言えるような土曜日から翌週の日曜日までの9日間のハーフターム休暇に入ります。

そのせいか?工事してたからなのか?土曜の朝高速道路を走ったらスキポール空港へ入る道が大渋滞していました。

2週間ちょっと休みという学校もあるみたいなのですが、日本ではこの時期の休みと言えばせいぜい3連休がいいところだったと思うので、自分が小学生の時にそのことを知っていたら、かなりうらやましがっただろうなあと思うぐらい休みが多い印象です。

そう言えば娘達が通う小学校のボランティアのオランダ語教室のママさん達に教えてもらったのですが、オランダは10:00にコーヒータイム、12:00にランチを挟んで14:00にまたティータイムととにかく日頃から休憩が多い国だそうで、役所、病院、銀行、車のディーラー、スーパー等あらゆる施設や会社にかなりの確率でフリーのコーヒーマシンが設置されていて、従業員もお客さんも飲み放題になっています。

電機屋なんかに行くとコーヒーマシンの種類が充実していて、ここでもオランダ人がコーヒー(休憩)好きなのが伺えます。

それはさておき、先日、娘達の通うオランダの現地校でハロウィンのコスプレをしてダンスを踊るという行事というか、イベントがありました。

去年の11月1日から入学したのでハロウィンイベントは初めてでコスプレの度合いが分からず、申し訳程度に長女・次女・三女とが日本でおばあちゃんに買ってもらった魔女のドレスとセットになっているそれっぽいカチューシャだけを付けて行くことになりました。

学校に到着するとホラー映画「スクリーム」の殺人鬼のお面を被った男の子や思いっ切り白塗りに目の周りを黒く塗ったり傷を描いたりのフェイスペイントをした女子達がいたり、スパイダーマンやディズニープリンセスのドレスを着て来たりと正に自由で、もちろん先生達も悪魔や魔女など思い思いのハロウィンコスプレで準備万端でした。

校庭の中央に親と生徒がひしめき合っていて、設置されたコンポからはお約束のマイケルジャクソンの「スリラー」が流れていました。

狭い校庭というか庭に全校生徒と先生達と送りに来た保護者全員がひしめき合っていて、子供達は正に寿司詰め状態でした。

コロナ禍だと考えられない密集ww

どうやって統制を取るのか待っていると、混沌としたの中、突然別の音楽が始まり、それが合図で寿司詰め状態のまま子供達が踊り始めました。

音楽はうちの子供達もハマっているオランダの日本で言うNHKのTV戦士のような小学生達のユニット「kinderen voor kinderen」のハロウィンシーズンの新曲で、家でもしょっちゅうTVを見ながら踊っている曲でした。

寿司詰めの子供達は相当狭い状態で踊っており、その周りに保護者がひしめき合っているので自分の子供の姿なんて全く見えません。

これはきっと準備運動で、広がってもう一回踊るんだろうと思っていたら、踊り終わると先生達が「イェーイ!フー!!」と歓声を挙げ、バンパイアっぽい恰好をした校長先生が手をメガホン代わりにして、オランダ語で保護者への挨拶的なことをしゃべり終わると全校生徒がぞろぞろと校舎に入って行きました。

え!?もう終わり!?

オランダに来てからしょっちゅう遭遇するのですが、こういったちょっとしたイベントの仕切りは相当フワっとしてます。

日本だったら担当の先生がピーッと笛を吹いたりしてスペースの確保や人数の確認などを行ってから、はじめの挨拶なんかがあって、やっと事をスタートさせると思うのですが、オランダではその辺りは一向にこだわりません。

音楽が鳴り始めたらスタート。誰かがやり始めたらそれがスタートの合図。

我々日本人からするともうちょっとピシっとして欲しいと思うのですが、在オランダ日本人合同運動会同様、オランダ人が日本のイベント仕切りを見たら感心するだろうなといつも思います。

日本の軍隊のような学校環境で育った身としては、なんじゃこりゃでしたが、最近ではこの緩さが心地良く、オルタナティブ教育って楽でえーなーという具合に精神的にもオランダナイズされて来ていますw

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