見出し画像

りばいばる#183 日本とオランダのハイブリッド現象か?!

これは2020年5月19日にAmebloに投稿した記事の"りばいばる"です。

「新型コロナウイルスの影響」を「コロナ禍(コロナカ)」という短い言葉にどうやって変化させたのか気になってますw

さて、オランダでは2020年5月11日から条件付きで小学校が再開されました。

2022年1月10日からもロックダウンから小学校は再開されます。

うちの娘達が通う現地小学校はトラムやバスなどの公共交通機関を使って登校するのは禁止で、各クラスを月木登校組と火金登校組の二班に分けて、昼までの水曜は隔週交替という形で、グループ毎に別々の門から、子供達だけが学校敷地内に入り、保護者は校門まで送るという具合です。

兄弟姉妹がバラけないように、苗字のアルファベットの頭文字でA~MまでとN~Zという様に分けていて、オランダで暮らしていると苗字を使う機会がほとんどなかったので思わず「なるほど!」と唸りましたw

特にシャッフルは行われないようで、クラスメイトの半分と再会するのは、全員一斉に登校出来るようになるまでおあずけの様です。

この冬休み前は、各家庭のセルフチェックの段階でコロナ陽性の生徒や先生が続出で、結果的にクラスの半分くらいしか登校していない日も多かったみたいです。

学校に行かない日は前日にガッツリ宿題が出されることになり、Youtube&ゲーム三昧だった娘達は少しずつ勉強の時間が増えていきますw

しかし今週は木曜日が祝日だそうで、月曜登校したら娘たちは今週はおしまい。夏休みより長い長期休暇で溶けかけています(笑)

この冬休みもどこへも行かず、溶けていましたw

前の「二倍の法則」のブログに書いたように、最悪を想定して我が家は1年間ぐらい学校には行けないぐらいの心づもりだったので、逆に再開が早過ぎて拍子抜けしてしまったというのが正直なところです。

1年間小学校へ行かない人生なんてなかなか味わえないので、不謹慎かもしれませんが、ある意味娘達がうらやましいぐらいだったので、ちょっぴり複雑な心境ですw

これまでのデータから、子どもはウイルスに感染したとしてもほとんど重症化しないということで、早くも小学校を再開させたという状態なのですが、若干子どもを使った人体実験な感じもして、これまた複雑な心境でもあります。

なので、中にはまだ子どもを学校に行かせるのは心配という保護者もいるので、そこは各家庭の考えを尊重して登校させないという選択の自由も与えられている感じでしょうか。

実際、娘達に聞くとクラスの1~2人は休んでいるみたいです。

娘達は、学校再開をうれしく思っている派だったのですが、一点、長女が喘息持ちの為(オランダに来てからはほとんど発症していませんが)小学校組の4人全員、妻が古着から作ったストライプ柄のお揃いのマスクを着けて登校することに。

おそらく子どもでマスクを着けて行くのは我が家だけでしょうから、アジア人ということでクラスメイトから嫌なことを言われないとも限らないという可能性も示唆して、念の為前もって妻が校長に「我が家は長女が喘息持ちだから、つけるかどうかわからないけど一応全員マスクを持って行きます。」と報告メールを送ると校長から「OK. まあ誰もマスクしてないだろうから我慢できないだろうね。着けても着けなくても同じだろうしねw」という回答が。

妻は、ここ最近一言多めのこの校長の返しに若干イラッとしたようですがw、まあ、文化の違いからかオランダ人はマスクへの抵抗が半端なく、まだまだ街中でマスクを付けたまま歩くのは勇気がいるぐらいですし、クラスの中でマスクしてるのは自分だけだったら流石に嫌になって外すだろうなあと、まあ御守的な意味も込めて持たせました。

登校時同様、下校時も親は校門の外で1.5mの距離を保ちながら、子供が出て来るのを待つのですが、初日、10分程早く終わるグループ1の四女の迎えに少し早く着いたので、校門の外から中を覗くと、帰る間際の外遊びの時間で、四女一人だけしっかりマスクをしたまま遊んでいるのを見つけて驚きました。

僕も一応マスクをして校門の外に立っていたのですが、四女のクラスメイト達が僕の方を見て「Mondkapje Mondkapje!(マスクやマスク!)」とざわついたのと、他の保護者はやはりマスクをしてる人は一人もいなかったのと、元々目が悪い四女の担任の先生が僕になかなか気付いてくれず、マスクのせいで僕を識別できないのでは?という懸念を抱いたので、最終的にマスクを外してしまいました。

続いて三女、次女、長女が順番に校舎から出て来たのですが、予想に反して全員しっかりマスクを着用しており、「マスク取らんかったん?」と尋ねると「ランチの時以外、外さなかった。」と言うではありませんか!

これは親バカでもありますが、日本人の真面目さとオランダ流の自分一人だけ皆と違っていてもそもそも気にしないという、日蘭ハイブリッド教育の賜物ではないか!?と、何だか嬉しく思ったという、そんな出来事でしたw

話は変わりますが、外出規制期間は全く外出せず家に居て、かなり運動不足だったので、あの手この手で室内で運動を試みたのですが、しゃがんだ瞬間履いていたトランクスがお尻から2枚連続ビリーっと破れてしまい、これはマズイ!と継続出来そうなものを模索した結果、「2週間で10kg痩せるダンス」を発見し、もうかれこれ2週間ぐらい毎日踊っています。

いきなり30分バージョンは続かないと思ったので、まずは15分バージョンですが、10kg減はムリにせよ、これ以上トランクスが破れないように留まっているというところでしょうかw

せっかくなので5姉妹と僕で踊った動画を撮りましたので、字幕を付けてYoutubeにアップしました。

同世代の希望の星となるのか?こいつよりマシだと勇気を与えるのか?5姉妹と共にもうすぐ46歳の全く美しくない肥満ボディと息も絶え絶えのダンス動画を僭越ながら世界に晒したいと思います

その後、六女も生まれたので、5年後ぐらいにまたこの企画をやると娘達の成長が一目で分かっていいなーと思っておりますw

オランダサポート_ONLINESHOP
ドライバーサービス_20201123
デリバリーサービス_20211125
はにもこらじお_20210105



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?