見出し画像

りばいばる#045 ドイツ・ケルンのクリスマスマーケットに行ってみた

これは2016年12月29日にAmebloに投稿した記事の"りばいばる"です。

2016年12月17日(土)
クリスマスの1週間前ということで、せっかくだから本場のクリスマスマーケットに行ってみたいという妻のリクエストに応え、サイトで検索し、まずは近場であるデンハーグのフォールハウトという所でやっているロイヤルクリスマスフェアとやらをのぞきに行ってみました。

やはり車は路駐だらけで広場の周りをグルグル3周ほど回ってからようやく近くに路駐の空きスペースを発見し停めることが出来ました。

そもそもクリスマスマーケットって何?という感じだったのですが、調べたところドイツ発祥の中世から続くヨーロッパの伝統的な風物詩だそうで、11月末~12月のクリスマス直前まで、露店にワインやスイーツ等の食べ物屋やクリスマス関連の雑貨屋や古着屋、場所によってはメリーゴーランドなどが設置される特設の市場みたいなものだそうです。
日本にいる時はその存在すら知りませんでした。

フォールハウトの広場に設営された白い壁で覆われた場所が会場で、2、3箇所入口があり入場は無料です。
露店は割としっかりしたミニログハウスの様な作りで所々で調理した食べ物を売っていたり、冬服を売っていたり、お酒を飲んだりする立ち飲みスペースがあったり、特設ステージでバンドの演奏が行われていたりという雰囲気でした。

残念ながら子供達も僕等も特にテンションが上がる様な露店もなく、かろうじて帰り際にサンタ姿の古着屋のおじさんが子供達に風船をくれたのがこの日のピークでしたw

翌日2016年12月18日(日)
今度は本場ドイツのクリスマスマーケットを検索し、子供達でも楽しめそうなケルンのクリスマスマーケットめがけて午前中から約270kmの距離を出発しました。
だいたい大阪~東京の半分ぐらい、浜松ぐらいまでの距離ですね。

オランダの高速道路を颯爽と走り、初めて訪れるドイツに想いを馳せます。

国境はどんな感じなのか?僕の中では派手なゲートがドーンと建っていて「ここからドイツ!」みたいな看板がそこら中にあるイメージです。
海に囲まれた日本では味わえない陸続きの国境越えに自然と胸が高まります。

しかし、国境付近に来ると特にゲートなどはなく、パスポートチェックをする機関などもなく、見落としそうな標識がポツンとあるだけで、意識して見ていないと国境を越えたことすら気付かぬぐらいあっさりとした高速道路上の国境に少しガッカリ。そんなものなんですね。
そう言えばユーロ圏内の移動はパスポートが必要ないと聞いたことがありました。

気を取り直し、オランダとの国境近くのドイツ西部の大都市「ケルン」に到着。

ちなみに「ケルン」と聞くと地元神戸のパン屋さんを思い出します。
神戸あるあるですかね?

ケルンだけで10カ所以上のマーケットが存在するそうです。

ケルンの市街地の駐車場に車を停めてまずは「ルドルフ広場」のクリスマスマーケットに行ってみました。
ここは子供の為のマーケットと言われるように、木のおもちゃやお菓子が多く売られ、メリーゴーランドなどが設置してありました。

画像1

まずは車での長距離移動で飽きている子供達をメリーゴーランドに乗せてご機嫌を取り、フリッツ(フライドポテト)を買ってみんなで食べながらマーケットをうろつきましたが、マーケットと言うぐらいなので食べ物やお酒や何かしらの商品を扱っているお店が大半で、子供が参加出来るのはこのメリーゴーランドぐらいでした。

何度もメリーゴーランドに乗りたがる子供達を促して、お次はケルンと言えば世界遺産にも登録されている大聖堂に向かうことにしました。

と言っても無知な僕は大聖堂のことなど全く知らず、妻に言われるがまま車を走らせること約10分。
夜の街に浮かび上がる巨大な大聖堂は格式高い建築物だということが素人でも分かりました。

車を停めるのに大聖堂の周りを何度も往復してようやくケルン駅前の駐車場に落ち着き、歩いて大聖堂へ向かい子供達を階段に座らせ記念撮影。

画像2

観光客もほどほどいて、入口のある方へ回り込み大聖堂の中を一応観光し、そのまま更に回り込んだ場所にあるクリスマスマーケットに行きました。

場所によってはベビーカーの身動きが取れない程の盛況ぶりで、やはり木のおもちゃや雑貨、日用品やお酒などが売られていましたが子供達が喜ぶ様なものはここでもメリーゴーランドだけでした。

帰りにケルンの駅構内の有料トイレを利用しましたが、ドイツ語と英語の他に日本語の案内表示もあって、日本人が多く訪れたり住んでいることを物語っていました。
駅構内で売っていた寿司のパックを購入し帰り道の車内での夕食にしました。

各地のクリスマーケットの中にはスケートリンク等もあったりするそうですが、現時点ではやはり、金魚すくいやスマートボール、スーパーボールすくいにヨーヨー釣り、くじに射的に輪投げなど盛りだくさんな日本の縁日の方が、子供達も僕も楽しめるのとエンターテイメント性は上なんじゃないか?と思いました。まあ全くの別物と言われるとそれまでなんですがw

ちなみにガソリンはオランダがかなり高いそうなので、ドイツにいる間に給油しておいた方が少しお得だという豆知識も仕入れていたので、(2016年12月現在)高速に乗ってすぐガソリンを給油しました。確かに少し安かったです。

その数日後にベルリンのクリスマスマーケットでテロがあったので、より身近でテロが起こり得る場所に住んでいるのだということを改めて認識することになりました。

移住初期あるあるで、仕事はまだほとんどなく時間だけはあるので、近隣諸国に小旅行するには良いタイミングかもしれません。

2020年現在、コロナでこんなに移動が制限されるとは夢にも思わず!自由に行き来出来るようになるにはどれぐらいかかるのでしょうか?
ワクチンなど、人類がウイルスに打ち勝つまで我慢ということですね。

オランダサポート_20201128

オランダサポート_ONLINESHOP

ドライバーサービス_20201123

デリバリーサービス_20201123


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?