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りばいばる#064 ドイツ再び

これは2017年3月19日にAmebloに投稿した記事の"りばいばる"です。

お義母さんと義弟がオランダに遊びに来ている間にせっかくだから近隣国に行っておこうツアーのベルギー・フランスに続く第3弾、今度はドイツにもちろん車で日帰り小旅行に出向きました。

僕等家族は去年末にケルンのクリスマスマーケットに行ったので二度目のドイツ訪問となるのですが、今回はヨーロッパNo.1の日本街と呼び声の高いデュッセルドルフを目的地に設定し久々に美味しい日本食を堪能したいという目論みでした。

途中で立ち寄ったドイツのサービスエリアのトイレは70セント必要でコインを入れるとお釣りと券みたいな紙が出て来て、そこには50という数字が書かれていました。

レシートかな?と特に何も思わずカード集めが好きな長女がみんなのレシートを回収して持っていたのですが、レジのおばさんが長女の集めたレシートを渡すようジェスチャーし、そこのサービスエリア内で1枚50セントの金券として使用出来ることが判明。少し得した気分でした。

高速道路のサービスエリアでは先にトイレに行って50セント券を取ってから買い物するクセを付けましょうw

そこのビュッフェレストランで見るからに美味しそうなハンバーグとジャーマンポテト、それに巨大ウインナーとフライドポテトを注文しみんなでシェアしたところ満場一致で「うまっ!!!」

普段はあまりハンバーグを好まない娘達もバクバク食べていました。

普段ほとんど食事等の写真は撮らないせいか不覚にも肝心の料理の写真を撮り忘れてしまいました。

あまりお腹がいっぱいになると日本食堪能ツアーに支障をきたすということで腹八分目にしましたが、今から考えるとそこが食のピークだったかもしれません。

ちなみにそこのビュッフェレストランの店員さん達はドイツ語オンリーの様で、料理を指差したりジェスチャーで注文しました。

我々が住むオランダ・デルフトからドイツ・デュッセルドルフまで約250km。車で約3時間の道のりをナビの指示通り走り、デュッセルドルフに辿り着きました。

日本街と呼ばれるインマーマン通りのホテルニッコーのパーキングに車を停め通りの端から歩いてみます。
日本食材などアジア系の商品を多く扱うスーパー「松竹」をはじめ商店が3軒ほど続き、どうしても何が置いてあるか見てみたくなります。

オランダではなかなかお目にかかれない「午後の紅茶」のペットボトルや種類の豊富なふりかけ等、ここではお義母さんがたっぷり日本食材を買ってくれ、お店のご主人が4姉妹にチュッパチャップスやおもちゃをくれたりサービス満点でした。

他には日本人の方が経営するパン屋さんで惣菜パンなども色々買ってもらいたくさんのお土産ができたところで少し遅めのランチタイムをと通りをうろつきます。

やはり目に入って来たのは絶えず店外に人が並ぶラーメン屋「匠(たくみ)」と「なにわ」
両店共に2号店を出店するほど人気の様で各国の外国人が列を作っていたので味を確かめたくなります。

残念ながら長女が小麦・乳・卵・甲殻類の食物アレルギーの為ラーメン等は食べることが出来ず、お米など和食中心にせざるを得ない為、結局中国人が経営しているであろうお寿司屋さんに入り、僕と義弟はラーメン「匠(たくみ)」へと別行動にしました。

2021年現在、長女は小麦アレルギーは克服し、卵や乳を使用していないラーメンを好んで食べています。

「匠(たくみ)」本店へ並ぶこと約15分。店内に通されると4人掛けのテーブルの半分の相席で隣は外国人カップルが食事を終えたところでした。

僕はメニューの最初の方に書かれている代表的な塩ラーメン、義弟は魚介スープの大盛りラーメンを注文。
店員さんは全員日本人らしく店員さん同士の会話は当然聞き慣れた日本語で何か不思議な感覚でした。

店内はやはり外国人だらけで義弟と耳をすませてみるも麺をすする音はどこからも聞こえてこず、義弟が店員さんに「麺すすってもいいんですかね?」と尋ねたところ「むしろ盛大にすすって下さい!」とのこと。

ほどなくして運ばれて来たラーメンはとても美味しそうで久々の日本のラーメンにテンションが上がりました。

ラーメンは想像通り美味しく残さずたいらげましたが、チャーシューは妥協せざるをえなかったんだろうなという感想で、美味しかったのですがそれはヨーロッパで食べる日本のラーメンとしては充分美味しいという注釈が付くことは否めなかったです。(あくまで個人の見解です。)

義弟はいつもよりオーバーめに麺を音を立ててすすり店内で注目を浴びようと試みましたが特に気に留められることはなくヒーローになりそびれたようですw
ちなみにラーメンは義弟にごちそうになりました。

もっと色々デュッセルドルフ内の日本を探索すればディープな発見もあったのかもしれませんが、「ヨーロッパNo.1の日本街」というフレーズからチャイナタウンの日本版のような、日本をそっくり切り取った街並がそこに存在するという勝手な想像をしていたのですが、あくまで多くの日本人のお店が存在するというだけで、自分達のその勝手なジャパンテーマパーク的想像を上回ることはなく少々肩透かし感のあったデュッセルドルフの日本街でした。(こちらもあくまで個人の勝手な感想です。)

子供達の待つお寿司屋さんに再び合流し、せっかくなのでクリスマスマーケットの時に訪れたあの大聖堂をお義母さんに見てもらおうとケルンまで足を伸ばすことにしました。

すっかり日も暮れ再び訪れたケルンの大聖堂は工事中の足場等が多数存在していましたが、お義母さんがヨーロッパへやって来てから初めて「うわーっ!」と感嘆の声を上げたので、連れて来て良かったと思えたドイツ編でした。

この頃はとにかく日本食に飢えており、絶えず日本食を食べる機会をうかがっている様な状態でしたが、2021年現在、オランダにもラーメン店や日本人が作る日本食店なども増え、随分手軽に日本食を楽しめる様になりました。

しかしコロナの影響で今現在オランダはロックダウンが延長され、夜間の外出規制まで敷かれる様で、状況は芳しくありませんが、止まない雨はない!ということで、いずれロックダウンが解除された暁には、日本食のサービスがなくならないよう皆で支え合あればいいなと願っております。

オランダサポート_20201128

オランダサポート_ONLINESHOP

ドライバーサービス_20201123

デリバリーサービス_20201123


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