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スクールトリップ レゴハウスへ行くの巻@フォルケホイスコーレ

子供の頃からこれまでレゴにご縁がなかったので、お恥ずかしながらレゴがデンマークの会社という認識をしておりませんでした。スクールトリップの行き先がレゴ社があるビルンと同じ方面だと気づき「レゴランドに行けたらいいね」と生徒同士で言い合っていました。でも観光旅行じゃないんだし…と半ば諦めていました。

スクールトリップ のスケジュール表に「レゴハウス 」と書かれているのをみた時、「なんじゃ、こりゃ? レゴランドじゃなくて残念」くらいの認識でしたがこれが大間違い。

レゴランドは外にあるため冬季は休業。私たちが行くレゴランドは2017年9月にオープンしたというまだ新しい施設で、レゴファンでもまだ行けていない人も多そう。そもそもレゴハウスではレゴの歴史や会社のことが学べるのでスクールトリップ にふさわしいのでした。

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レゴを使った巨大の創作物を見たり、遊んだりもできるので大人も子供楽しめる施設でした。レゴの本社はBillund(ビルン)という街にあります。ここにはビルン空港があり、都会なのかと思いますがこれはレゴ 社が世界中からゲストを招くために作ったとのことです。日本でいうと、豊田市にトヨタがあるようにビルンという街自体が、レゴ社の企業城下町になっているようです。

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それにしてもあれもこれもレゴでできているの?という驚きです。このソファーと絨毯もレゴでできていて、ソファーには座れます!

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ところで、今回のスクールトリップは翌週に学んだことをまとめて、デンマーク語でプレゼンテーションをすることになっていました。テーマは自由に選べるので私はレゴを選ぶことにしました。デンマーク人はイノベーティブなのか?そうだとしたらレゴと関係があるのか?について探究したくなりました。

スクートリップの前に、まず動画でお勉強。
会社の歴史が簡単にわかるようになっていて、デンマーク語だけではなく英語バージョンもあり大変助かります。

授業中にこれを見て、レゴ社に関する簡単な質問(クイズ?)に答えました。理解できないところは何度でも動画を見ることができるし、最低限の知識をえることができました。

企業側がこういう動画を用意し公開してくれると学校でも教材として扱いやすいですね。そして会社の宣伝にもなるという戦略なのかと思います。

プレゼンテーションのために空き時間を見つけてデンマーク人の先生や生徒数人にインタビューをさせてもらいました。子供の頃はもちろんレゴでよく遊んだとのこと。レゴの話をする時は本当に満面の笑みで、質問にも真剣に答えてることからレゴをどれだけ好きかわかります。女性の先生にも質問したところ、お人形遊びがメインだったけれどレゴでも遊んだとのことでした。そして、自分の子供(男の子)にもレゴで遊ばせているとのこと。

今の30代が子供の頃は各家族でレゴを買っていたようですが、お値段もそこそこします。最近は幼稚園や学校にもセットがあって各家庭で購入しなくてもレゴで遊べるようになっているようです。教育と産業の両方の面から国がレゴを支援しているのかもしれません。

インタビューの結果、レゴで遊ぶことでイノベーティブな思考を養えると結論づけました。かなり荒っぽいストーリーですが💦

製品からスコープを広げてみると、レゴ社の事業発展の道筋があまりにも鮮やかでした。(大工→木のおもちゃ→プラスチックのおもちゃ→システム作り→プログラミング教育)ピンチをチャンスに変え世界的企業になっていく様は経営学的にも興味深いものでした。

留学前はデンマーク発イノベーションをあまり知りませんでしたが、いろいろありそうで調べていこうと思いました。

#デンマーク #フォルケホイスコーレ #レゴハウス #イノベーション #ビルン  

1. そんな!いいんですか!? 嬉しいです!! フォルケホイスコーレ作りのための勉強に使わせていただきます♪