自分への意外なお土産？＠デンマーク

冒頭の写真は、ひすいのネックレスですが決してお土産ではありません！（博物館の展示物です←紛らわしい）

さて、デンマーク留学中はロックダウンとは言いませんが外出がさほど奨励されていませんでした。
4ヶ月の留学期間中、週末に遠くまで外出したのは1回だけ。他は学内でゆっくり過ごしたり、近隣を散歩していました。

そんな状況だったので、家族や友人へのお土産を買うことも難しく、自分へのお土産もわざわざ探そうという気がおこりませんでした。

社会人生活を送っていると、2〜3年に一度、1週間程度の長期の休みをもらうのが精一杯。いろんな人に迷惑をかけるからと、職場用にお土産を買いまくる日があったのが懐かしいです。スーツケースの半分は空にしておいて、最後の1日を買い物日にして満杯に。そんな手順に慣れていました。

でも今回はお土産を買うためにあちこち外出することが憚られました。また仕事を辞めての留学だったので、職場への買い物が必要ではありませんでした。そして、自分へのお土産はこの4ヶ月の留学とその経験だと思っていました。

そんな私にも、一つお土産と言っていいものがあります。

全寮制の学校だったのですが、お布団や枕、ベッドパットなどは用意してもらっていました。しかし枕カバー、布団カバー、ベッドパットカバーは持参することになっていました。（有料のレンタルもあります）　私は布団カバーとベッドパットカバーを持参。唯一持っていけなかったのが枕カバーでした。持っていっても使えなかったと思うのですが、理由は備え付けの枕がなぜか正方形なのです。なんで？　いまだに理由がわかりませんが・・・

学校に到着してから学校が始まるまで2日ありまして、枕カバーを買いにスーパーへ行ってもなぜか売り切れ。スーパー以外のどこで買えばいいかもわからず。仕方なくバスタオルを購入して、これを暫定的に枕カバーとして使うことにしました。

その後何度かスーパーで探すも枕カバーが見つからず。後から到着した日本人女子にお聞きしたら、布団カバーなどとセットのものを買えたとのこと。もともと枕カバー単体売りは少ないみたいでした。

仕方なく購入したバスタオルを、いずれ縫い合わせて枕カバーにしようと思ってはや4ヶ月。怠惰な私は、縫い合わせることもなくそのまま4ヶ月を過ごしました。

このバスタオル、なぜかとっても手触りが良いのです。ほっぺたをすりすりしたくなる感触です。少ししっとりしている気がします。それと日本ではあまり見かけない、色がグレー。真っ白なタオルも清潔感があるのですが、色がついていると、汚しても良いと言われている気がして安心感があります。

綿100％と書かれています。日本にも高級なタオルがあるようですが、それよりも私はこちらが好きです。使われている綿の質が違うのでしょうか？？環境問題にうるさいデンマークなので、オーガニックの綿を使っているのか→その割には値段が安い、と思ったり。

スーパーで購入した普通のデンマークのタオル　笑
安上がりな、でもいつでもデンマークのhyggeを思い出せる、お気に入りのお土産になりました。

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