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友人宅へお呼ばれ@デンマーク

デンマーク語をデンマーク語で習い始めて5週間が経ちました。名詞や形容詞の変化、動詞の活用を勉強していますが、一向に話せるようになる気配がなかった今日この頃、転機が訪れました!金曜日の夜にクラスメートのお宅にお呼ばれしたのです。それをきっかけに、少しだけデンマーク語が口から出てくるようになりました!

招待してくれたのはイタリア人男性で、デンマーク人のパートナーと学校の近くに暮らしています。英語も喋れる方ですがデンマークで働くにはデンマーク語が必要ということで学びにきています。広いお庭ととてもデンマークらしいシンプルで洗練されたお家にお住まいなのは知っていたので、誘ってもらって やった!という感じでした。

今回お呼ばれしたのが私より上級のクラスにいる女性と、私と同じクラスの女性と同じ学校でアウトドアを学ぶコースにいるデンマーク人の男性2人と私の5人でした。このデンマーク人の男性は私たちのデンマーク語の宿題の手伝いをしてくれる、サンタクロースみたいな見た目の優しい人です。

私のクラスメートのイタリア人男性は、おうちではデンマーク語を使うようにしているとのことなのでそういう意味でのご相伴に預かって、およばれの間は極力デンマーク語を使おうと思っていました。私より上級クラスの方はとても優秀で、今年の1月から学び始めたにもかかわらずすでに生活の中でデンマーク語を話したり、対話をデンマーク語で行なったりしている人。もしも私が何も喋らなくても沈黙になるという心配はありません。

と〜っても素敵なお宅を隅々まで案内していただいた後、お食事会は始まりました。デンマークの伝統料理であるフリカデラ(日本のハンバーグに似たお肉料理)や、おつまみをいただいた後に、イタリア仕込みのパスタをいただきました。

とっても楽しいのですが、デンマーク語で話そうとしてもなかなか言葉が出てきません。デンマーク人は優しくて「少しでも話すことが大事!」と励ましてくれます。私のために何度も何度も、そしてゆっくり話してくれる心遣いを無にすることはできないと、デンマーク語で話そうというマインドになっていきました。

その場でデンマーク語がたくさん出てくる、ということはなかったですがとても楽しい時間を過ごし、私もデンマーク語で話したい!という強い気持ちが湧いてきました。

デンマーク人は英語が堪能だし、日本人の留学生が多いので、英語か日本語に逃げてしまいがちな環境。でもなるべくデンマーク語を話す人たちの近くで食事を取ることを心がけるようになりました。

そんなこんなで、「週末は森に散歩に行きました」「昨日はデンマーク語の宿題をしました」「あなたは何をしていましたか?」と言った簡単なことなら言えるようになりました。

「語学学習は普段(不断)の努力が必要です」というのが常識かもしれません。でも今回みたいに授業ではない場で上達のきっかけを得たり、ご飯を食べたり遊んだりする中で学ぶことも多いです。”生きた語学を学ぶ”とはこういうことなのですね。例えデンマーク語を学ぶコースにいても、ここは語学学校でなはく「生きた言葉を大事にすると言われているフォルケホイスコーレ」なんだなと実感しました。

5週間目に起こったこの奇跡。今後どうなっていくのか?引き続きご注目ください!

※冒頭の写真は、友人宅ではなくて学校の近くにある可愛いおうちです。

#デンマーク #フォルケホイスコーレ #デンマーク語 #ご招待
#生活の中で学ぶということ

1. そんな!いいんですか!? 嬉しいです!! フォルケホイスコーレ作りのための勉強に使わせていただきます♪