愛され女子の秘密
アメブロの過去記事で人気のあったものを
加筆修正して残していこうと思います。
今回の記事は2018年5月に書いたものです。
最近、いろんな人が書く
いろんなジャンルのブログを読むのが
日課になっていまして、そのなかでも
ちょっと驚くくらい多いのが
婚活レポブログ。
自分がどのマッチングアプリで
どういったスペックの男性とやり取りして
どういう流れでデートしたか
どういう会話したのか
食事の際のお会計がどうだったか
デート中の気遣いはあったのか
帰宅後のLINEのやり取りまで。
わりと赤裸々に書いてあって
下手な小説とかドラマ見るより
リアルで面白い。
良い悪いのとジャッジする気はないのです。
ドラマにもなったけど「東京タラレバ娘」とか
まさしくそういう感じ
約10年前、アラサー時代は
わたしもジタバタしていたなあと
懐かしく思います。
当時に比べると結婚感というのも
40過ぎて大きく変わりまして
今はこの適度な緩さが
とても楽に感じています。
60代になって結婚に踏み切った
阿川佐和子さんとかいらっしゃるし
きっとこれからも感覚っていうのは
その年代ごとに揺らぎながら
変わっていくのだろうと思います。
そしてそれを緩く受け止められる
自分でいたいなあと思います。
婚活ブログを書いている人が
これだけ多くいて
しかも苦戦している様が延々と続いていて
(そもそもうまくいっていたらブログ続かない)
ということは
これ氷山の一角なんじゃないかな?
実際わたしの友人にも
婚活しすぎて疲れて
しばらくそういうの考えたくないわ~って
言ってる子いますし…。
アラサーからアラフォーになってくると
結婚とかの重みがまた
一段と変わってきます。
自分のことだけじゃなく
家のこと、両親のこととか考えすぎて
肝心のお相手の人柄などが
置いてけぼりになったりもするそうで。
知り合いのアラフィフ男性(会社経営、高年収)にも
苦戦している人がいるんだけど
彼いわく「女性は頭で考え過ぎてると思う」なんだそうです。
わたし自身を振り返ってみても
もういろんなところで計算していました。
しかも無意識に
自分がいかに損しないように身構えていたのか。
最近自分のいろんな感覚が
良い意味で緩んできて
これまで絶対NGとしていた部分に
自分で許可を出せるようになってきたら
無意識に計算していた自分に気づけるように
なってきました。
計算をしているときっていうのはガチガチに凝り固まってて
相手をフラットな状態で見られてないんですよね。
そうは言ってももちろんある程度の計算はいると思うのですが。
わたしなんて若気の至りで
なんの計算もなく20代頭で勢いで結婚して
悲惨な結婚生活を送ってしまったし…
そういう意味では、回避できるものは
事前に回避するに越したことはないですもんね。
何事もバランスが大事なのかなと思います。
ある程度の計算と自分の感覚
相手に対する気遣いと
相手に合わせ過ぎることなくブレない自分。
計算しすぎることの裏側には
恐れというのが隠れていて
その恐れの正体は自信のなさだったりして
この自信のなさの克服が非常に厄介だったりしますが
その辺りはカウンセラーにお任せします。笑
お料理教室の講師の立場から
言えることがあるとするなら。
相手に対する気遣いと
相手に合わせ過ぎることなくブレない自分
これを自分の中心に持ってくると
物事の受け止め方や行動が変わってきます。
昔から胃袋を掴めともいいますし
美味しい食事を作れるという技術は
ものすごい威力を発揮します。
未婚既婚問わずお料理の技術を向上させるって
パートナーにとってはこの上なく嬉しいことじゃないかな。
ただしここで注意が必要なのが
「相手に対する気遣い」の部分
動機が愛されたいという計算からなのか
作りたいから作る、という自分の喜びなのか。
自分軸をはっきりさせるとするなら
自分が作りたい相手に
作りたいときに作る
これが正解ですね。
わたし、仕事がそもそもお料理に関することで
しかも独身、子供はもう大きいとなると
とにかくいちばん言われるのが
「手料理が食べたい」なのですが
残念ながら
「手料理が食べたい」と言った男性にたいして
わたし基本作りません。
仲良くなったら作ってもらえるかなって
世の中そんな甘くないです。
精神的に成熟した男性にお話を聞きますと
ほぼほぼ返ってくる言葉は
「目の前の女性に喜んでもらいたい」
「笑っていてもらいたい」
「自分のために何かしようとしてくれなくて良い」
んだそうです。
ついつい男性に尽くしちゃう系の女性は
もっともっと自分を幸せで満たすことに
エネルギーを使ったほうがお互い幸せということかもしれませんね。
お料理教室に通ってくれる生徒さんに
是非お伝えしたいこと
いつも言ってることなんですけど
女性は、自分が食べたいものを作れるようになりましょう。
男性は、女性が食べたいものを作れるようになりましょう。
この部分が腑に落ちることが
美味しいへの近道になるような気がします。