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スリッパを押し込めていたらこうなった

先日、地元の公民館の集団清掃の日でした。
寒い冬のことです。みんなスリッパを持ってきていなかったので足元が冷える。なので、普段は使っていないスリッパを、押し入れから出そうという話になりました。

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「こういうこともあろうかと、新品のスリッパを押し入れに入れて大事に保管しておいたんだよね~」と、館長が言います。

そこで、いそいそと押し入れから引っ張り出してみましたところ…

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全部こんな感じにカビまくり!
公民館の清掃に来たのに、「新品のスリッパを捨てる作業」が増えましたとさ。

館長も、「まさかこんなことになっているとは思っていなかった…」という感じの青ざめた顔。
それもそのはず。公民館ではスリッパをこんな風に保管していらっしゃったのです。

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場所を取らないように、ぴっちり隙間なく重ねて、そのまま数年間、陰干しもせず、段ボールに押し込めて押し入れの奥に保管していたのです。
そりゃ、かびるよね!

しかしこのスリッパ。
みんなの町内会費で購入させてもらっているわけですから、実は責任重大。無駄に廃棄したと知られたら、周辺住民から責められてもおかしくはないわけです(だからこそ館長は青ざめていたわけですね)。
まぁ、そこは私も大人なので(?)気付かなかったフリをして「仕方ないですよね~捨てた方がいいですよ」と言ってあげましたけど。

このように、「とにかく押し込めておく」が「大事に保管している」とはならない例を、たくさんたくさん見てきました。
自宅の洋服に虫食いの穴が開いてしまった、くらいなら(自分の懐が痛むだけで)問題ありませんが、このように公民館の備品をカビさせて捨ててしまう、なんてのはちょっと責任問題になってしまう。

取り出せないほど奥に洋服をしまい込むとか、屋根裏に本を避難させるとか、「取り出せない」状態にモノを押し込んでしまうと、いざ使うときに取り出しにくいだけでなく、モノを殺してしまうことに。

保管の方法、持っている総量を、ぜひ考え直してみましょう(^ω^)



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