非農家から借入ゼロかつ低固定費で兼業農家になる方法-プロローグ-

はじめまして!

私、富山県で不動産業を営んでいる通称はちみつさんと申します^^

さて、早速ですがこの記事はこのあとにリリースする「インタビュー音声」の説明ということになります。オーディオブックの概要は以下の通り。

・非農家で経験もコネもゼロゼロの会社員が兼業農家を目指す!

・目標は水稲2haで利益200万円!

・志してわずか1年、月4万円で家・農地・農機具を借りれた!

・会社から半年の休暇を勝ち取って農家修行へ!

・惨憺たる1年目の成果、そして2年目への抱負!

・やらねばわからぬ失敗こそ資産、心が折れたら終わり続けることの重要性

ざっくりとこんな感じになるのですが、私が一番伝えたかったのが「専業にならずとも兼業で農業を営む選択肢があるやん!」ということです。会社員という本業を持ちながら、借入を起こさず少ない固定費で農業を開始できるというのは知っておいて損はないと思います。仮に失敗してもダメージは少ないですし、続けていく上でも本業の収入があるというのは思っている以上に心の支えになります。

私は、前職が公務員でそれも農業分野におり、そこで新規就農や農業者の方を近くで見てきました。一時期、農業未経験の方が独立自営を目指す新規就農が人気となり、本業を辞してゼロから専業農家になってやるという方もたくさんいましたし、今でもたくさんおられると思います。

ただ、それはつまりリスクを取っていくということで、失敗すれば借金だけが残るということは忘れてはいけません。それだけならまだしも、計画通りにいかずお金だけが出ていくという状況は、想像をはるかに超える精神的な傷を残していきます。心を患ってしまうこともリスクとして大いにあり得るのです。

経営者になれば全てが自己責任、泣き言を言ったところで誰も助けてはくれません。諦めずに続けることができれば話は別ですが、心が折れてしまったらそこで退場になってしまうという過酷な世界です。

私自身、公務員を辞した後、不動産業にて独立自営をしましたがこのことは日々ひしひしと感じています。

すみません、暗い話をいきなりぶっ放してしまったので、ここから取り返していきますw

今の暗い話は、

本業を手放し、事業がうまくいかず、借金だけが残る、と大変だよ

という話で、裏を返せば

本業を残しつつ、固定費安くスタートすれば、最初は上手くいかなくても本業収入で食いつないでいくことが出来る

ということになります。逆張りです。

え、でも誰もそんなこと言ってないよ、と言われるかもしれませんがそりゃそうなんです。行政に関しては、農業人口を確保するため既存の農家・農業法人の従業員を確保したいというのが本当のところなので、ゼロから独立起業したいというのはあまり期待していないのです(すいません、ここは私の推測が入っていますので割り引いて聞いてください)。また、行政の公務員は皆さんと同じく従業員であり経営者ではありません。その公務員が、どうやって独立起業を志す経営者を育てられるというのでしょうか、無理ですね。いやいや、成功者もいるじゃないかと言われそうですがそれはその成功者たちの能力です。サポートはあったでしょうが育てたわけじゃりません。

よって、農業従業員でもなければまして農業独立起業を目指すわけでもない、兼業農家になりたいという相談は行政にとってイレギュラーもいいところなわけです。

はい、なのでこのインタビュー音声の登場というわけです。

やっとこさ登場の今回インタビューを受けてくださったのは富山県立山町で兼業農家を営み出した、あさやけ農場の竹内代表です。

20代後半にして本業をもちながら兼業農家を実際にスタートさせた竹内代表のお話の中に、どうやって兼業農家を始めるに至ったかの道筋やヒントが散りばめられていると思います。

そもそもどうして兼業農家を目指そうと思ったか、明確な目標をどうやって設定したのか、どうやって行動計画を作ったのか、会社との休暇取得の交渉をどのように行ったのか、修行先はどうやって見つけたか、農地・農機具をどのようにして借りたのか、などなど。

他にも、概要にもあるように1年目はあまり良い結果どころか赤字だったそうです。でも、この失敗は始めたからこそできたわけで、2年目からはそこを対策できるわけです。つまり失敗こそ資産。これは勉強中準備中にはできません。また、赤字を掘っても平常心でいられるのは本業の収入で補填できるから。失敗しても続けられる、そして失敗を乗り越えていく、これ大事だと思います。

ちなみに、なぜ文章ではなく音声なのか、なのですが私の経験上からくるものです。文章は知識や考え方を得るにはうってつけなのですが、気持ちや精神的な面で後押ししてくれる、寄り添ってくれる力に関しては音声が圧倒的に上だと思っています。

このインタビュー音声を聞いて、実際に行動に移してくれる方がいればいいなと思います。

最後にですが、このインタビュー音声が好評だったら富山県内の農家の方々にお話伺いに行きたいなあなんて思っていたりいなかったり笑。

なお、音声の価格設定は1本あたり新書1冊分くらいにしています。

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