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フリーランスを目指すワケ~女子中学生の場合

フリーランスになる人たちはそれぞれ事情がある。


とある中学2年生の彼女は小さい頃から極度の人見知りで
いわゆる『コミュ障』に分類されるのかもしれない。
「会社勤めにともなう人間関係」が困難なタイプだ。


他人にはなかなか心を開けず、仲のいい友人は数少ない。
家族間であっても挨拶もできなくて笑ってごまかす。
中学生になってもさほど改善は見られない。

授業での発表などは一切手を上げず、指名されるまでは他人事だ。
成績は良いのだが先生の評価である通信簿はあまり良くない。
「積極性が見られない」と受け取られるのだろう。
1人1人の個性をもっと考慮できる教育はまだ先なのだろうか。


そんな彼女が将来についてを考えると、
在宅勤務」という形態、あるいは「在宅フリーランス」
自ずと候補に挙がる。

どんな仕事をするかは問題ではなく、どう働くかが重要なのだ。

コロナの影響で在宅勤務が増え「人とのつながりが少なくなってさびしい」という話もよく耳にするが、彼女にはたいそう魅力的な環境だろう。


もちろん在宅勤務であれば会社に属しているのでリモートであっても
ほかの社員とのコミュニケーションは必要だ。

フリーランスでも当然のことながら、取引先と業務連絡や打ち合わせなどもある。

しかしそれを考慮し、いかに対人関係のストレスが少なくてすむかという観点から総合的に判断しても、
在宅勤務または在宅フリーランスのひとり勝ちなのだ。


近年のフリーランス人気で、会社勤めが向かない人の働き方が増え、それを受け入れてもらえる社会が出来つつある。

一昔前ならば「会社勤めが出来ない人間は落ちこぼれ」のように見られることも多かったのだから大変よろこばしい。


フリーランスという働き方は世の中を変えるのだ。



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