「下手の横好き」でも良いじゃない。

「好き」と「得意」のお話。


「好きである」ということ

わたしは「"好きである"というのは原動力である」と考えています。
好きなものならよりモチベーションも高まり、より熱中できますからね。
特に趣味において努力するのが好きではない、趣味は楽しむためのもの…と考えているわたしにとって、
この「"好き"=原動力」というのは結構重要だったりします。
その物事を好きな程度が、そのままそれに対する熱中度に直結するからです。
そして何か1つでも人より熱中できるものを持っている人は強い…とわたしは思います。
(残念ながらわたしにはそこまで人より熱中できるものが無いのです)

この考え方を一言で表すなら、「好きこそ物の上手なれ」になるんだと思います。
わたしの好きな言葉です。
好きで得意だなんて、強みでしかありません。

「好き=得意」とは限らない

とはいえ世の中そんなに甘くありません。
どんなに好きでどんなに熱中しても、得意になれないものだってあります。
かくいうわたしも完全にそっち側の人間で、これまで好きになってきたものの中で明確に人より得意になれたと分かるものは何一つ存在しません。

具体例を挙げてみましょう。
わたしは高校1年生の時に従妹の持っていたソフトをやらせてもらったのがきっかけで、ぷよぷよにハマりました。
最初に触れたのは「7」でしたが、それ以降ナンバリングタイトルを中心に買い集めるようになり、
それらを一通り触った上で一番好きなナンバリングは「通」です。
結局あのシンプルに完成されたルールが一番良いな、と思うのです。
当時は昔発売されていた攻略本を買い集めたり、連鎖の練習をしたり、一度だけですが対戦会に参加したりと、
かなり熱中していたと記憶しています。
(ちなみにわたしが対戦会に参加した時のレポが未だに残っていました、わたしが書いたものではありませんがリンクを貼っておきます)


しかし、結局そこまで上手くはなれませんでした。
連鎖もある程度は組めるものの、一度発動させてから再び組むのは大の苦手。
また連鎖を組んでいる最中に攻撃が来た際の、いわばリカバリー能力もほぼ皆無でした。
ぷよを捌く速度など、少なからず伸びた部分もあるにはありますが、
先を読む能力なんかは本当に身に付きませんでしたね。

得意でなくたって良いじゃない!

ただ、こうも思う訳です。
別に好きなものを絶対得意にならなきゃいけない訳じゃない、「好きなものは好き」で良いじゃないか!
勿論前述の通り、好きでかつ得意ならそれは本当に強みです。
とはいえ熱意だけではどうにもならない部分も多々あります。
言ってしまえば「才能」というやつですね。
上で例として挙げたぷよぷよに関しては、今はもうそれほどやっていないので何とも言えませんが、
現在メインでがっつりやっているパカパカでも、どうにもならない譜面がいくつもあります。

わたしは「できるもの(=簡単系)とできないもの(=難しい系)の差が大きい」プレイヤーで、最近は少しずつ難しい譜面にも手を出し始めてはいるのですが、それでも苦手なものは苦手です。

パカパカSPの成績、単位は全て「%」です

これはわたしが一番やり込んでいるパカパカSPの%表なのですが、右下が酷いことになっています。
(パカパカのリザルトの仕組みなど詳しくは前回のnoteをご参照下さい)
そしてこの右下はどちらも超難関譜面です。
(うち片方はWikipediaにも「SP全パート最強の難易度」と書かれてしまう程です)
反対に数字が赤くなっている部分(98〜100で赤くなります)の譜面は比較的やりやすいものが多いです。
(厳密には1つだけ難しい寄りの譜面があるのですが、そこまで踏み込んでしまうともはやパカパカの記事になってしまうので割愛します)

おそらくそれは熱中度やプレイ回数だけでは解決できない、才能が関わる部分なんだと思います。
それでもわたしはパカパカが大好きです。
例え才能が無くても、今後もこの気持ちを大切に、末永くプレイしていければと思っています。

「下手の横好き」だって良いじゃないか。
好きなものは好き、自分の気持ちに正直に。

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