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子供の頃に見た怖い幻の真相

昨日入院している94歳の祖母のお見舞いに関東から、名古屋へ行きました。

祖母を思い出していたら、ずいぶん昔に心にしまっていた怖い思い出をふと思い出したので両親に打ち明けてみたと言うお話しです。

昔三重にある祖父母の家に小さい頃良く連れていかれました。

理由は母が若いときに父と喧嘩して家出したみたいな理由だったこともあるみたいですが、とにかくよく東京から三重にある一軒家によく遊びに行きました。

(いまは両親は老後、仲良く暮らしてます)

ある日夢なのかか幻で、丸メガネでひげを生やした知らないおじさんがトイレの前の洗面所辺りで見えたんです。

私は見たことない人に戸惑い、すごく怖くてしばらくその付近に行きたくありませんでした。

その人を見かけてからいつもびくびくしながらその場所を通るようになりましたが、それ以降その人を見ることは一度もなく、変な現象が起きるとかそんなことは一度も起きませんでした。

ただその恐怖があまりにも強くて記憶に強烈に残っていたみたいです。

それから3~40年近く経って、その記憶を思い出しました。

私はそのことを当時誰かに言ったかも覚えてません。たぶんなにも、伝えてないと思います。伝えていたとしても母が本気にしてなかったように思います。

祖父は顔が細長くてスッキリした端正な顔立ちだったのと、祖父のお母さんの顔が写った写真を見たことがあるので、全く祖父とは関係のない違う人だと思いました。

顔の面積の平たく広いところから、祖母は少し顔が平たく広い顔なので、ひょっとしたら祖母のお父さんかなとふと思ったので母に聞いてみました。

私『おばあちゃんのお父さんにあったことある?』

母『あるよ』

私『丸メガネでひげはえてるかな』

母『そうだったかもね、でもおじいちゃんは83ぐらいまで生きてた気がするから結婚式の写真があるんじゃない?』

私は実家で両親の結婚式の写真を見ましたが見当たりません。

私は母の弟であるおじさんにも聞きました。

LINEで、おばあちゃんのお父さんは結婚式に来ましたか?

と聞くと、おじさんが小学校のときに亡くなったから結婚式には来ていないとのこと。

(母の記憶は誰のことだったのでしょう)

丸メガネでひげを生やしてましたか?

と聞いたら丸メガネでいっとき、ちょび髭を生やしていたことがあるということ。

しかも、祖母はあまり整理整頓が得意ではなく割りと所々が積み上がり形式に汚い箇所があったのですがもっとも物が多いところにあきれた顔をしてそこにいたような気がしていました。

すると、母が言うには、祖母のお父さんは祖母に『もっときれいにせなあかんで』と言ってたということを聞きました。

(祖母は大阪の西宮出身なので大阪の方言を使います)

記憶が曖昧なので定かではありませんがあの人はきっとおばあちゃんのお父さんだったんだろうと思いました。

今になってそれが気になってしまったので、母とおじさんに聞いたところ私が見た人と特徴が似ていることがわかって、私が見た人はもしかしたら血縁の親戚だったということに心から安堵しました。

きっと祖母を心配してあそこに現れたところを私が見たんだろうな、といったところだったと思います。

小さい頃から今までそんな見えないものが見える力はなにもないのですが、そのときのことだけなぜか記憶にあったのは不思議だなと思います。

子供だったからもしかしたら無意識に色々なものが見えていたのかもしれません。

なんで記憶にあるのかもわからないですが、怖い思い出が素敵な思い出になった瞬間でした。

みなさんも思い込んでた昔の思い出を探ってみると意外なことがわかるかもしれません。

そんな昨日でした。

今日のメッセージにもリンクしてるなーと思いました。

今日のメッセージはこちら。




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