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HSPの特徴~過剰に刺激を受けやすい~


「過剰に刺激を受けやすい」とは

人よりも刺激をキャッチするアンテナが大きく
多くの情報に反応するため疲れやすいこと。

光、音、匂いなどの刺激や人からの刺激も受けやすく、
その場が楽しくても、人と会って会話することで
クタクタに疲れてしまいます。

例えば…
〇人混みや大きな音が苦手
〇友達との時間は楽しいものの気疲れする
〇芸術や音楽に触れると感動しやすい
〇人の些細な言動に傷つきいつまでも忘れられない

その敏感さや不快度は人それぞれなので、
自分は何がどの程度苦手かを理解する必要があります。

自分の苦手が分かったら、あとは
排除できるものは排除していくこと。
刺激を受ける環境に身を置かないことが大切です。


感覚的な刺激を和らげる方法

〇視覚
 サングラスや眼鏡をかける。照明を暗くする。
〇聴覚
 イヤホンをして好きな音楽を聴く。耳栓をして雑音を遮断。
〇触覚
 肌ざわりの良い素材を身にまとう。締め付けを抑える。
〇嗅覚
 マスクで鼻を覆う。お気に入りの香りを持ち歩く。

自分に合った、対処法を探ってみよう。


人からの刺激の対処法

〇人と会う約束は極力減らす
人と会うこと自体、多くの刺激を受けてしまうので
今現在、心が疲れ気味の方は、最低1か月は一人の時間をつくりましょう。
何もしないでも良いし、好きな事をして自由気ままに過ごしてみましょう。
刺激を受けないだけで、心が落ち着いてきます。

〇人と会う時間を短時間にする
どうしても会わなければならない場合は、帰る時間を決め、人と会う時間を短くし、対処しましょう。
人と会って楽しいで終われば、人付き合いが嫌だと思うことも減ります。

〇会う人を選ぶ
どうせ会うなら、居心地の良いと感じる人を選びましょう。
合わない人、居心地の悪い人は距離を置き、自分を守りましょう。


悪い刺激だけじゃない

四季折々の匂いを感じ取ることが出来たり、芸術に触れ感銘をうけたり、その研ぎ澄まされた感覚から、普通の人には分からない幸せを感じることもあります。
短所と捉えず、あなただけの感覚を知り、その感覚に浸ってみましょう。


自身の身を置く環境の重要性

刺激を受けやすいからこそ、自身の身を置く環境がとても重要です。
居心地が悪いと感じることは、どんどん排除していきましょう。
逆に居心地の良いものを自ら選び、どんどん取り入れていきましょう。


まとめ

・自分は何がどの程度苦手かということを理解しよう
・苦手な刺激から離れよう
・身を置く環境を整えよう

自分を知ることで、嫌な事は排除し、心地よいを増やす。
意外とシンプルなことが出来ていなかったと思いませんか?
減らすことと、増やすこと。あなた自身で選択してくださいね。

工夫次第で、心地よくご機嫌な生活を送れますよ。



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