見出し画像

バウムクーヘンの文化史あれこれ

今日は俺の連載が掲載されている週プレの発売日である。

今回取り上げた本はタイトルの通り『バウムクーヘンの文化史」だ。

このnoteでは週プレの記事に入らなかった話とか、裏話的なことを書こう。

AIバウムクーヘン生成

以前noteでも紹介したが、現在はバウムクーヘンもAIによって生成される時代である。

ただでさえ自動焼成オーブンによって職人技が不要と言われているのに、職人技をコピーするオーブンを作ってしまうとは。記事の執筆過程でこいつを見つけた時は普通に驚いた。しかも新興企業ではなく、日本にバウムクーヘンをもたらしたユーハイム社によるものである。

KONAN-PLANET | 世界中どこでも、いつでも、絶品バウムクーヘンが焼き上がる!? 世界初のAI職人「THEO」に見るフードテックの未来。

詳しくは上記の記事を読んでもらうのがいいが、このAIオーブンは世界中どこでも美味しいバウムクーヘンを食べられるように作られたという。やはり技術の発展は、かつて特権だったものが行き渡るようになるのが良い。

Bing Image Creatorで作成したバウムクーヘンを焼き上げるAI

バウムクーヘンの先祖

ここから先は

547字
この記事のみ ¥ 100

人に対し何かをしてあげるという事は、全て「見返り」を期待しての行為だ。noteのサポートは文章を読むための「見返り」である。