今を生きるために貯蓄する

読んだ。

今しかできない、今だからこそ楽しめるというものがあるのは同意する。しかしそれで貯蓄を否定することにはならない。むしろ今を楽しむためには、ある程度の貯蓄が必要だ。

貯蓄が無い恐ろしさは、突発的な出来事をきっかけに欠乏状態から抜け出せなくなることにある。本しゃぶりでもおなじみ『欠乏の行動経済学』では、欠乏のメカニズムを以下のように説明している。

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