モヤモヤする相手は利用価値を考えよう

聞いた。

生活困窮者向けに無料食料の配布活動をしている人からの手紙が紹介されていた。 (07:40〜)

曰く、都道府県議会などの議員の一部が迷惑であるという。アポ無しでの見学や、電話での取材、利用者予約用のLINEに上から目線でご苦労さまメッセージが来るなど。この人は、こういった行為が「慈善活動に関心を示しているというポーズ」に過ぎないように思えるのが、モヤモヤしてしまうとのこと。どの議員も単発的な声掛けに終わり、継続的な支援が無いのがその理由だ。

こういうのを聞くとつい思う。その議員たちに対して「どう対応するべきか」と考えるのではなく、「どう利用できるか」と考えればいいのに、と。

確かにアポもとらず突然やってくる人は迷惑だし、忙しい時にどうでもいい人の相手なんてしていられないと思うのは理解できる。しかし、来ることをコントロールするのは難しいのだから、それをどう有効活用するかを考えた方が生産的だ。

この件、視点を変えてみれば、カモが向こうからやってきたのに等しい。仕組みさえ用意しておけば、むしろ来るのが楽しみになるのではないだろうか。

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