メールを送るつもりで情報発信する価値
聴いた。
ネットで発信していこうと考えている人が参考にするなら、まずこれではないかという内容だった。バズって急成長というのではなく、淡々とできる範囲で継続的に発信していく。普通の人は間違いなくこっちの方が良い。
1時間もPodcastを聞くのが面倒な人は以下から始まる一連のnoteを読もう。これは2018年のものだが、主張はそう変わらない。後述する「メール送るつもりで」という説明が無いくらいだ。
このnoteでもPodcastでも、1記事で10万PVというような、毎回ホームランを狙おうとすると書けなくなると述べている。これは実感としても分かる。当てようとしたら書くのにコストがかかる。頑張って書いたのにハズレたら落ち込む。
記事が当たった場合も良いことばかりではない。当たれば次の記事を書く時のプレッシャーになる。それに新しいのを書いていなければ成功者としていられる。だから次のをなかなか書けない。
ゆえに徳力さんはそういうホームランを狙うような発信スタイルはおすすめせず、もっと気軽にコンスタントに投稿できるマインドセットを提示する。上記のnoteではそれを「自分のためのメモ」として書けと言い、今回のPodcastでは「一人にメールを送る」つもりで書けと言っている。自分のため、あるいは誰か一人のために書き、それがたまたま100人や1000人に読まれたら儲けものだ、と。
正に俺はこのnoteをそんなスタンスで書いている。例えば直近で書いたこれとか。
タイトルに「メモ」と入っており、自分が電源タップを買うために調べ、考えたことをまとめている。どうせまとめるなら他の人にも役立つだろうと、noteで書いたわけだ。(あとこれでマガジン更新となるし)
また、「メールを送るつもりで」も実践している。このnoteが収録されたマガジンのタイトルを見るといい。だからこうして気軽に続けられている。
しかし一方で思う人もいるだろう。「本しゃぶりはどうなのか」と。
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