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リーダーになる人におすすめの本

マシュマロに答える。

マシュマロ

『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』を読んだということは、この辺りの記事は目を通したということだろうか。まだなら読んでおくと良い。

コーチングと教育をメインに書いているけれども、チーム運営と被る要素は多い。これで紹介している本は参考になるだろう。

他に本しゃぶりで参考になる記事はないかと「リーダー」で検索したらこれが出てきた。ちょっと惜しい。

今回はこれらの記事で取り上げていていない本を2冊紹介しよう。

『Who You Are』

チームをまとめ上げるためには個性的で強い文化が必要だ。それは掲げた理念ではなく、リーダーの行動で決まる。質問にあった「心構え」や「立ち回り」を知りたいなら、本書はまさに最適な1冊だ。

リーダーの行動で決まるとはどういうことか。これはAmazonの事例が分かりやすい。Amazonの企業理念の1つに質素倹約がある。少ないリソースでより多くを成し遂げることを求めているのだ。これは立派な理念だが、言葉だけでは伝わらない。

そこでベゾスは安いドア板を買ってきて、それに脚を取り付けて机とした。もちろん普通の机と比べて使いにくいので、これ単体で考えたらコスパは悪いだろう。だが、文化の触媒として見るなら話は変わる。これほどまでに質素倹約を象徴するものは無い。

本書はスタートアップだけにとどまらず、チンギス・ハンを筆頭に歴史上の人物からもエピソードを引用し、いかにして文化を構築するかを学べる。

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