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えっ 納豆を炒めたんですか!?

『納豆入門』という本がある。

Kindle版は固定レイアウトなのでクソ。しかも商品ページに固定レイアウトであると書いていないのがさらにクソ。見た目が重要な雑誌とかならまだしも、この手の必要な情報が入手できれば良いタイプの本で、検索ができないのはどうかしている。

マジでクソだなと思いつつ、適当に興味のあるページをパラパラとめくり、ツイートしてみた。

思ったより伸びてウケる。Kindle版を買ったのでクソと言ったが、紙の本で入手していたら褒めていたかもしれない。

このツイートに書いた通り、本書は納豆を加熱することに否定的である。納豆菌は120℃を超えると死滅するのだが、プロテアーゼやアミラーゼなどの消化酵素群は更に低い50~60℃で失活し、減少してしまうという。栄養成分が消えるわけではないので加熱した納豆を食べる意味はあるけれども、生理機能性をフルに活用したいなら、生で食べるべきということだ。

この『納豆入門』の主張は一理あるが、一方でこういう感想を持つ人が出てくるのも理解できる。

俺がツイートしたのは『納豆入門』の主張に同意したからでなく、ただレシピの書き方が面白かったからにすぎない。そのためこれらに対しても、反対しようとは思わない。むしろこの反応は正しいとすら思える。というのも、本書を読む前に以下の本を読んでいたからだ。

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