骨太猫屋

JW2世 アウトプットしたい ほぼ吐き出しました

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童貞へ捧ぐ ~JW2世の風俗体験記~

30歳を過ぎて独り身だと、やることがなくなる。 趣味にも没頭できなくなる。好きだったはずの映画も音楽もゲームもスポーツも興奮が薄れていくのが分かる。もう少し若かった頃は、無気力になっていく先人達を見て哀れんでいたものだが、あぁこういうことだったんだな、と実感する。人と接して遊んでいる時は楽しいのだが、すでに味わったものばかりで、同じことの繰り返しだな、と思う。 世間では子供がいるかどうかが価値基準になることがあるが、これもよく理解できるようになった。子供がいないと生きる目

    • カラスの行進

      こちらの記事に触発されて書きます。 農作業していると たくさんカエルに出会う。 機械に巻き込まれないように逃がす。 ミミズも逃がす。 蜘蛛も逃がす。 蚊は殺す。 ハエも殺す。 彼らがいなくなったら困るだろうに。 春、トラクターで畑を耕していると カラスたちが降りてきて後ろをついてくる。 かわいい。 彼らは私が冬眠から掘り起こしたカエルを食べにくる。 生まれたばかりの子ネズミを見つけることがある。 目も開いておらず、ピンク色の体は拍動している。 どうすることもでき

      • イキり散らす奴の正体

        店員にタメ口な奴 役人に高圧的な奴 警官に食ってかかる奴 いますよね。 見かけるとゾワっとします。 人間の醜さといいますか… この人は自分と同じ種族なのだろうか…と。 はい。同じ種族でした。 街で車を運転中、パトカーを見かけると 何もやましいことはなくても緊張しますよね。 シートベルトしてるよな、 ライトつけてるよな、 信号セーフだよな。 私が働いている畑がある町の基幹産業は農業です。 野菜を積んで農協に出荷しようと車を運転していると 隣にパトカーが並びました。 い

        • 農業やってます

          知人が脱サラして農業するというのでついていくことにしました。 私も生きる場所がなくなったら農家に押しかけて住み込みで働かせてもらおうかな、などと漠然と考えていました。 世には三次産業があふれ、虚業ばかりに見えます。 社会が成熟すれば当然の成り行きなのですが、 人間たるもの一次産業をすべきだという思いもありました。 労働条件は・賃金の支払いは年1回、出来高制。 ・労働時間、休みは不定、冬休みは1ヶ月以上。 ・軽トラ持参(直接言われてないが無いと仕事にならない)。 ・ガソリ

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        童貞へ捧ぐ ~JW2世の風俗体験記~

          嫌いな女、全ては許される。

          その女は、 初対面で私のパーソナルスペースを犯し、 私の顔をのぞきこみ、こう言った。 「一重なんだね。」 反射的に手が出そうになった。 女性を殴ろうと思ったのは初めてかもしれない。 もちろん理性が働き、わずかに身体が震えただけだったが とにかく不快だった。 親の教えのせいか、私は相手の容姿について口にすることは控えている。 ネガティブな指摘はタブーに近い。 2回目の対面では 「おもしろい耳の形してるね。」 などと言ってきた。 もちろんこの女を嫌いになった。 そ

          嫌いな女、全ては許される。

          ストリップを観て泣く

          知らない世界を見たい。 その1つがストリップだった。 エロなのか、芸術なのか。 体験すべく渋谷の”道頓堀劇場”に足を運んだ。 何ヶ所か劇場はあったが自分の直感を信じた。 早割りがあったので開場と同時に向かう。 年の瀬の平日午前11時。 中に入るとすでに異様な雰囲気だ。 路上に寝転がっていそうな老人、 デキル風のサラリーマン、 国籍不明の美大生、 アイドルオタク、 若いカップル。 外見から察しただけだが、こんな多様な客層は他では見ることができない。 この人たちは何でここ

          ストリップを観て泣く

          君は社会経験がない

          君は社会経験がない。 この先、苦労するだろう。 俺が教えなくては、と思っている。 そんなことを言われた。 彼の言う社会経験とはなんだろう。 理不尽な上下関係、厳しいノルマ、 複数の職種を経験する。 こんな感じのことを言いたいように見えた。 社会経験とは苦労なのだ。 みな苦労したくないのでは? 苦労しないために働いている…? 私が苦労を知らないというならば 私はすでに目標を達成しているのでは… いやいや、そんなことはない。 苦労は買ってでもするべきなのだ。 苦労を伴

          君は社会経験がない

          嫌煙家から愛煙家へ

          生きるのに行き詰まり、やってこなかった事を始めて身体を前へ進めている私。風俗しかり、noteしかり、そしてその1つがタバコである。 キリスト教界隈では基本的にタバコは良しとされていない。聖書にハッキリ書かれているわけではないが、自傷行為に等しいということだ。 ならば不健康な食生活や運動不足、ピアスはどうなんだ!キリスト教徒にデブはいないはずだ!なんて言いたくなるのだが、ズレるので置いておこう。 そんな価値観で育った私はもちろんタバコが嫌いだった。人前で吸う奴は言うまでも

          嫌煙家から愛煙家へ

          エホバの証人 ~「良心の危機」とマインドコントロールからの解放~

          はじめに この記事は前回の続きです。合わせて読んでいただけると嬉しいです。 エホバの証人の組織を離れて、マインドコントロールから解放されるまで、そして私の心の現在地を書きます。 漂流期組織を離れ、早く世に染まりたいと考え実践していたつもりの私だったが、高校卒業を控え、またしても心を縛られることになる。世も世で先が明るいわけではない。退廃的な終末思想を植えつけられた私は、世の生活にも希望を見出すことができなくなっていた。社会的な成功を望む向上心もなかった。結局、進学も就職

          エホバの証人 ~「良心の危機」とマインドコントロールからの解放~

          エホバの証人 ~JW2世の回想~

          はじめに エホバの証人の家に生まれ、その”組織”から離れるまでを語ります。事実とは異なるかもしれませんが、エホバの証人を知らない方に向けて読みやすさを優先し、記憶と主観をもとに書きます。 1984年に生まれる既に両親はバプテスマを受けており、証人用語でいうところの”献身”したエホバの証人だった。 エホバの証人といっても、いわゆる平信者になるまでにステップがあり、聖書研究生 → 神権宣教学校 → 伝道者 → 献身(平信者)となる。発表されている信者数は伝道者の数であるが、

          エホバの証人 ~JW2世の回想~